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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-01-09-Saturday イリュージョンショー

札幌でイリュージョン(マジック)ショー、

去年3月まで帯広の金融機関に勤めていて、4月からプロのマジシャンになり札幌で活躍しているスペンサー・トリックスさんが出演するイリュージョン(マジック)ショーを観に、妻と2人で札幌に出掛けて行った。

12月27日〜1月16日までの18日間23公演、アメリカのラスベガスなどで活躍している日本人女性イリュージョニストディオ Ai and Yukiが演じる「Zen Magic イリュージョン」が札幌のZepp Sapporo で開催され、この間、スペンサーさんはゲストマジシャンとして10日間の出演をすることになっている。

スペンサーさんは12月3日に開催した「マジック・ミュージアム」のプレ・オープン式にも駆け付けてくれてマジックを演じてくれている。

この種のイリュージョン(マジック)ショーをこれだけの長期間、北海道で演じるのは珍しいことであるし、知り合いのマジシャンが出演するとなれば、観に行かないわけにはいかない。

9日夜の部にはHTBテレビの「イチオシ」という番組で司会をしている国井アナウンサーも特別出演するという。

スペンサーさんに依頼して良い席を確保してもらった。

1部はスペンサーさんのマジックショーである。プロになってまだ1年が経っていないが、もうすっかりベテランの余裕と自信を感じるような堂々として洗練された演技である。趣味でやっているアマチュアと客を喜ばせることで生活しているプロとの違いは、ここにある。

Ai and Yuki さんの演技は、さすがラスベガスで1年間の長期単独公演を張っただけのことはある。単なるマジックだけではなく空中アクロバットを融合させたストーリー性のあるイリュージョンマジックショーで、欧米受けする「和」のテイストが散りばめられている。

マジシャンというよりもイリュージョニスト。いや、むしろアーティストかエンターティナーといった方が合っているかもしれない。

私の師匠の故ジミー忍も作曲家いずみたく氏と組んでマジックミュージカルを作ったが、常々「ストーリー性のあるマジックミュージカルはエンターテインメントとして最高だ。演劇は喜怒哀楽の4要素を表現できるが、マジックは更にプラスして驚きも表現できるから・・・」と言っていたが、その言葉が甦ってきた。

今回、私が観たのは特別ゲストとして、マジックの素人である国井アナウンサーが参加していたから、通常のものとは異なる演出であったので、ややストーリーに無理があったが、これは仕方がないことであろう。

終演後、スペンサーさん、Ai and Yukiさん、彼女らの所属事務所の社長さんと私達夫婦の6人ですすきののレストランに行って一緒に食事をした。

マジックの話をし始めると時間を忘れて盛り上がってしまう。彼女らのアメリカでの面白い話もたくさん聞かせてもらって、1時過ぎまで飲んでしまったが、実に楽しい一時であった。