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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-01-22-Friday 第10番惑星

21日のニュースで

米カリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン教授の研究チームが太陽系の最外縁部に存在する未知の巨大惑星を発見した可能性があると発表した。まだ直接の観測には至っていないが、数理モデルとコンピューターシミュレーションを通じて発見されたと云う。

「プラネット・ナイン(Planet Nine)第9番惑星」と呼ばれているこの天体は、地球の約10倍、冥王星の約5000倍の質量を持ち、「太陽系外縁部の異様な、非常に細長い軌道」を巡っている。「この新惑星が太陽の周りの公転軌道を完全に1周するのには1万〜2万年かかる」と推定されるというから驚いた。

世界の「不思議」なことに興味があるある私は、その方面の書籍をかなり読破しているから「第10番惑星ニビル」という伝説の存在を知っていたのである。

これは、古代シュメール文明(6000年前に現在のイラクとクウェートにあたるメソポタミア南部に興った文明)に関係している。

このシュメール文明の粘土板を解読したと云うシッチンという学者によれば「シュメール人が記した太陽系図には太陽・月と9つの惑星が正しく配置されていたが、更に未知の太陽系第10番惑星が描かれていた。この惑星はニビルと呼ばれ、3600年毎に地球に接近し、大洪水や天変地異をもたらす巨大な赤い星である」と書かれてある云うのである。

今回発見(未確認)されたという「第9番惑星」と云う名称は、冥王星が2006年に惑星から準惑星に格下げされたからであって、我々が学生の頃には太陽系には9の惑星があったことになっていたから、そのままならば第10番惑星ということになる。

これまで、この「第10番惑星惑星ニビル」の存在は科学者には一笑にふされてきたが・・・。実はかく言う私も笑っていた一人であるが・・・。

1万年周期と3600年周期という開きがあるが、太陽系には未知の星があって、それが、その周期で地球に接近するという部分は同じ様に感じる。

もしも、その接近によって恐竜絶滅やノアの箱舟の大洪水などが引き起こされたなら・・・。

今回の学説を発表した研究グループによれば、5〜6年後には望遠鏡でその存在が発見されるだろうとのことだから、そうなると、シュメール文明が脚光をあびるかもしれない。

この宇宙には、まだまだ人間の知恵では分からないことが一杯あるようで面白いなぁ〜。