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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-02-18-Thursday 妄言

17日の参院憲法審査会で

自民党の丸山和也参院議員が「今、米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引く。これは奴隷ですよ・・・」云々の妄言を吐いたが・・・。

メディアは、長い発言内容の中から、失言部分だけを抽出して、過大に問題発言だと報道する傾向があるから、今回の丸山発言を長めに聞いてみたが・・・、この「奴隷」云々もヒドイ発言だが、「日本をアメリカの州にする」というのは、以前に評論家の誰かが言っていたと記憶しているが、たしかに、日本はアメリカの属国の様に尻尾を振ってばかりいるが、これは、アメリカの飼い犬ポチとして属国みたいに従っていると云う表現であり、現実的な発言ではないだろう。問題提起のつもりなら、もっとまともな発言にすればよい。

そもそも、オバマの父親はケニヤ出身でアメリカに連れて来られた奴隷の子孫ではない。調べれば簡単に分かることもやらないで、聞きかじった話を、さも自分の考えであるかの様に得意気に話すから、底の浅さが露見したのであろう。

たしか、この丸山議員は、テレビの弁護士4人が解説する番組に出ていて顔と名前を売って参議員になった人である。

弁護士と云う職業は、黒を白と言いくるめるのが日常であるし、裁判では「謝る」ということは自分の非を認めることになるから、例え自分が間違っていると思っても絶対に謝らないと云うが・・・。

弁護士出身の国会議員が多いが、こう云う性格の人達が政治家になるのは如何なものであろうか?

そういえば橋下元大阪市長も弁護士であったなぁ〜。

このところの政治家の問題行動や問題発言の多さは一体何なんだろうか?

政治家と云う職業に不適切な人がなってしまっているのではないか。

でも、私は「言葉狩り」というのは好きではない。政治家は表現に気を使わなければならない職業ではあるが、度が過ぎると、本音が見えなくなってしまう。

失言の中に、彼らの「本音」が隠れているのだから、それが分かる方がまだましだ。注意するくらいならまだしも、失言をあげつらって辞職を迫ることが状態化すると、政治家が本音を話さなくなる方が恐いと思うのだが・・・。