«前の日記(■2016-02-27-Saturday) 最新 次の日記(■2016-02-29-Monday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-02-28-Sunday バンコク2

27日(土)のバンコク

今日のゴルフは11:22のスタートなので、ホテルでゆったりとした朝食を取り9:30にホテルを出発してタイカントリークラブに向かう。

名称からして「タイ」と国名が付いているのだから、由緒あるクラブなのだろう。「注意:襟無しのゴルフウェアは禁止」と渡されたスケジュール表にも書いてある。

バスに乗る時にメンバーの一人が襟無しのTシャツ姿であるが、当然ロッカーで着替えるのかと思っていたら・・・。

Tシャツ姿のままスタート地点に来たので「襟無しの服は禁止と書いてありましたよ」と言っても「持って来てないからこのままでプレーする」と言う。

キャディも「その服装ではダメ」と云う。

「売店で買って来たら?」と言っても「嫌だ、このままでプレーする」と言って聞かない。

マネージャーがやって来て「襟無しでは絶対にプレーさせない」と強い口調で言ったので、ようやく売店で購入して来てプレーすることが出来たのであった。コースの格式と気位は高そうである。

今日も私に付いたキャディさんは若くて美人である。

キャディさんをプレーヤーが選ぶ訳ではないが、何故だか私には一番綺麗な子が付いてくれる。

このコースはたしかに綺麗なコースであるが、昨日プレーしたアルパインの方がコース整備の手間と費用が掛かっているなぁと感じた。

しかも、やたらと池の多いコースで、なんと何等かの形で18ホール全てのホールに池があるのだ。

私も4発も池に入れてボールが少なくなってしまった。池の水はとても濁っているから池に入れたらボールが何処にあるのか分からなくなるので採り上げることが出来ないのだ。キャディも最初から採ろうという気配すらない。

初めてプレーするコースで、キャディさんは片言しか日本語が出来ないし、英語もまたほとんど出来ない。タイ語のコースの説明だけでは良くコースの形状が分からないのだ。

ブラインドの池でもあったらお手上げである。1ホールに池が2〜3個もあるようなところでは落とし所がまったく分からずに、自信満々で打ったボールをキャディが「アブナイ」と言う。

複雑に池が入り組んでいて、しかも池の端が見えないから打ち込んでしまうのだ。

ただキャディのグリーンの読みは実に正確だった。上下左右の曲がり具合をジェスチャーで示してくれる。ただし、ちゃんと言われた通りに打てないと怒るのだが・・・。

インからのスタートで前半は41打、2日目にしてこれだから、我ながらたいしたもんだと思っていたら、後半は熱射病の様に頭が痛くなってきてアウトは48打の89打で結局は昨日と同スコアであった。

まぁ、90打以内に収めているだけでもまだ気分的には良い。

ここでも、若くて美人のキャディさんに500バーツのチップをはずんだのであった。

ホテルに戻り、シャワーを浴びてからまた3人でタイ古式マッサージに行く。昨日と同じ店である。バンコク市内にはやたらとマッサージ店が並んでいるが、中には値段をフッ掛けたり、卑猥な店もあると云うから何処でも良いというわけでもないようだ。

昨日と同じマッサージ師が居て私のことを覚えていてくれたが、ただし、この人は体重が95㎏もある超巨漢なので、一緒に行った一番大柄なOさんに回し、私は細めのおばさんに揉んでもらった。

この95㎏の人が腰や太股の上に乗っかって足で踏むのである。私の華奢な身体では骨折するかもしれないと思い。頑丈そうなOさんに回したのであるが、さすがのOさんも終了後に「骨が折れるかと思った」と云ったのであった。

昨日と同じ90分間揉んでもらったが、終了後に受付で90分間の料金の380バーツで500バーツを払い、おつりに120バーツを受け取り、そのおつりの内の100バーツを揉んでくれたおばさんにチップとして渡したら手元の20バーツも欲しいと持っていった。若くないし美人でもなかったから100バーツだけと思ったのに、おばさんはやっぱりガメツイなぁ。

この日の夕食はタイ料理のバーンカニータ&ギャラリーと云う店である。一緒に行った美食家のHさんが事前に調べていた一流の店である。

同行のメンバーの別のHさんがこの日70歳古希の誕生日だと云う。サプライズでバースデイケーキを用意しておけ、ローソクは7本、ローソクが無ければお寺が一杯あるから線香を7本調達しておけと言われたので、幹事としてケーキ店を探して用意しておいた。ローソクがビニール袋に9本入っていたので2本を取り7本にしておいた。

店に着くなりマネージャーに状況を説明し、最初にキャンドルを7本立てて持って来て欲しいと依頼したら・・・。

店中の従業員が総出して「ハッピーバースディ」の歌を唄いながらHさんの前にケーキを持って来たのだが、何故だかキャンドルが8本立っているではないか。こちらは70歳だから7本だと説明し、間違えないように7本しかキャンドルを渡さなかったのに・・・。

シャンペンを開けて誕生日を祝ったのであった。

これまでに何度かタイ料理は食べてはいるが、どうもタイ料理は苦手である。しかし、さすが、高級タイ料理店である。出て来た料理はどれも美味しくて全員が満足したが、値段の方もかなりのものであった。

Hさんの誕生祝いに全員で「カラオケ」店に行くと云う。「私はそう云う場所は遠慮します」と言ったのだが「ダメだ!誕生祝いなんだから幹事が行かなくてどうする」と強引に同行させられた。メンバーの中に「カラオケ」の常連さんが居るからまかせておけと言うのだ。

いわゆる日本の「カラオケ店」とはシステムが異なる。店に入ると、ズラ〜ッと若い女性が並んでいる。自分の気に入った女性を指名して隣に座らせてお酒を飲みながら唄うのである。まぁ、ここまでは日本のクラブでホステスを指名するのと似た様なものかなぁ〜。

カラオケは日本語で歌えるのである。一通り皆が唄った後で一次会は解散、私はホテルに戻って寝たが・・・。

ホテルまでの道すがらには屋台がズラリと並んでいた。焼鳥みたいなものやフルーツ、おもちゃや衣類など、実に様々なものが売っていた。

バンコクの人口は900万人だと云う。外人も多くて、活気のある国際都市だ。

道路を走っている車も皆新しくて良い自動車が増えた。やはり「今日よりも明日の方が良くなる」と云う気分が消費を拡大させて、活気に満ち溢れているようである。明日は朝が早い。