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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-03-01-Tuesday バンコク4

29日最終日である。

ホテルのテレビではNHK放送が見られるが、ニュースでは北海道は大嵐で大雪が降っているとのこと。

私の携帯電話はガラケーで、海外では通じないので、同行のメンバーから携帯を借りて自宅と会社に電話したが、どちらも出ない。きっと総出で除雪作業をやっているのだろう。

9時にホテルをチェックアウトして、バスに乗って空港近くのゴルフ場のナワタニゴルフコースに向かう。バンコク市内から自動車で40分程度の距離である。

ここも立派な門番付きの門をくぐると、超高級住宅が建ち並んでいる。ガイドに聞いたら2千万〜7千万バーツだと云う。日本円にして7千6百万〜2億7千万円ほどだそうだ。タイの平均月収は2万バーツ、日本円にして8万円弱であるから、その超高級ぶりが分かろうというものだ。

ここでも、私に付いたキャディさんは若くて美人であった。

ここでは最初は良かったものの、スコアが良くない同伴プレーヤーが途中からまたまた怒りだして、キャディなどに八つ当たりをはじめて険悪なムードになってしまった。せっかく海外に来てまでゴルフをやるんだから、少しは楽しくプレーしたいと思うのだが・・・。

楽しくプレーするのと、気分悪くプレーするのとではスコアも大きく変わるものである。前半は45打であった。

後半はプレーに集中して、同伴プレーヤーの存在を頭から消してキャディさんと楽しくプレーしていたら上がり4ホールの15・16・17・18番と連続パーを取って41打で回った。

初めて後半の方のスコアが勝ったのである。結局、4日間のプレーで一番良いスコアの86打であった。

そうか、ゴルフは相手に引きずられてはいけないのであったなぁ〜。

飛行機の出発時刻は22:25である。まだタップリと時間があるので、ガイドさんに空港近くのショッピングセンターに連れて行ってもらった。

ここで3時間時間をつぶす予定である。

駐車場近くの入口から入ったら、店内がとても狭く見えたので、帯広のスーパーマーケット程度の大きさだと思ったから、まず、まっすぐに、マッサージの店に入り足裏マッサージを2時間受けた。

昨日までの店よりも若干高くて500バーツであった。チップを100バーツ払ってから店内を見学することにした。

最初に入った場所はテナントの電気店の店内で、そこを抜けたらとても広いのに驚いた。

帯広の郊外にある巨大なイトーヨーカドー店の2倍以上もの面積がありそうな広さなのである。

店内には、自動車から食品まであらゆるモノが売られていた。逆に残された1時間ではジックリと見学することは出来ない。失敗したなぁと思いながらも全体像を把握したいので、一応全部を早足で見て回ったのだった。

1階の飲食店が並んでいるコーナーには、月曜日の夕方ではあるのだが家族連れの客が並んで待っている。

ガイドさんによると熱い南方の家では炊事をするとその熱が室内に籠って、部屋が暑くなってしまうから炊事をしないで外食をするのだと云う。

日本の昭和40年代前半の様な「今日よりも明日の方が良くなる」と云うような気分が充満している感じだ。

バスで空港に向かう。メンバーの一人が、昨日のバス内にサングラスを忘れたと云う。ガイドが電話したら、昨日の運転手さんが空港までバイクで届けてくれたのであった。日本ならいざ知らず、タイ以外の外国では、ほとんどアリエナイ話である。タイ人は日本人に気質が似ているかもしれないなぁ。

空港で手続きを終えて、出国審査場に行くが・・・。

私とN君以外はビジネスクラスであるから、プライオリティラインで並ばずに早くに入れる。

入国の時と同様に一緒のグループだから私達2人も入れて欲しいと係官に頼んだのだが、入国時とは違って、ここの係官は融通がまったく利かなかった。

エコノミーのラインに並べと云う。中のラウンジで落ち合うことにして、私達2人はエコノミーラインで出国審査に並んだのだが、この並んだラインの係官がまた意地悪な奴であった。

パスポートの写真と実際の写真を見比べる作業をするのだが、イタリア人の女性は髪型が違うとアップの髪を降ろさせたり、上げさせたり何度も繰り返させる。

私はスムーズにスッと通してくれたが、N君は上を見ろだの、アンケートの記入漏れだのをしつこく直させる。タイ人の中にもこう云う嫌〜な奴がいるのだなぁ。

サクララウンジで落ち合って食事をして、酒もたっぷり飲んで、飛行機の中は機内食を断わってグッスリと寝て行くことにした。

帰りは非常口前の座席をリクエストしたので脚が伸ばせて楽である。この席の良いところは隣に気兼ねせずに立ったり座ったりできることだ。

羽田には早朝の7時頃に到着した。

11:25発のJAL便で帯広に戻る予定であるが、帯広は50㎝の大雪で強風だと云う。飛行機が飛ばないかもしれないと云う。

ラウンジで寝て待つことにしたが、日本のラウンジには飲物はあるが食物はない。

お腹もあまり空いていないので食べずにひたすら寝た。

飛行機はかなり遅れたが、無事に帯広に到着した。晴れてはいるが、外はものすごい積雪と強風である。粉雪が風で飛ばされて、あちらこちらが吹き溜まりになっている。

空港にはAさんの娘が迎えに来てくれているので、自宅まで送ってもらった。会社に行ってる妻に電話したら、家の除雪をやっておいて欲しいと云うので、早速、玄関と母の家との通路を除雪してからシャワーを浴びて、インスタントラーメンを作って食べた。

フッと窓の外を見たら、さっき除雪した通路がもう吹き溜まりになっている。除雪をする気も失せて、ベッドに横になり2時間ほど寝た。

眠りから覚めて再び窓の外を見たら、吹き溜まりは最初に除雪をした時の量よりも増えているではないか。ガッカリした。

もう、春になって自然に融けるまで除雪は止めた!

夕方、妻が会社から戻って来たので、母を連れて焼肉を食べに行き、戻ってから荷物の整理をしてから寝たのであった。

明日の朝は、母の家のライフラインだけは除雪しなければならないなぁ。