事務局を43年間、4代の会長に渡って務めてくれたKさんが退任するので慰労会を開いた。
Kさんは昭和5年生まれであるから、今年86歳である。趣味で歌唱をしているから、お腹から声を出して姿勢も良いから若々しい。実年齢よりも10歳以上は若く見える。
昭和29年に帯広税務署に勤務して、我が家の向かいの下宿屋に寄宿していた。
我が家は当時、ダンスホールを運営しており、帯広中の若者が集まる場所であったから、独身だったKさんは毎日の様に通って来ていた。
しかも、下宿の食事が口に合わないと言っては、いつも我が家で夕食を食べていたのだ。
小さかった私は、随分と可愛がってもらい、リモコンで動くゴジラのおもちゃをもらったこともある。
妻の父親も当時は帯広税務署勤務であったから、このKさんとは同僚でもあった。だから、現在の我が家は夫婦ともに関係が深いことになる。
しかも、趣味としている歌唱教室は、我が社を会場にしているから、毎週我が社に通っている。
何かと、因縁があるのである。
ビルディング協会もかつては20社以上の加盟ビルがあったが、現在は3分の1以下に減ってしまった。
私は現在4代目の会長を務めているが、一番年少でもあるので、事務局も兼任せよということになった。
満45年周年で解散する方向で進んでいるから致し方ないなぁ〜。
まぁ、終息に向けて整理をしていこう。