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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-03-24-Thursday 雲行き

何だか、このところの世界情勢の雲行きがかなりアヤシイ!

22日ベルギーの空港と地下鉄で自爆テロがあって30人以上が死亡したとのニュース。

ベルギーはテロの温床になっているという指摘が、パリ事件の時からあったが・・・。

昨年11月のパリでの連続自爆テロ事件の容疑者がベルギーの首都ブリュッセルで捕まったから、少しはベルギーも落ち着くのかと思っていたが、逆に、テロを誘発したようだ。

テロは国際条約に違反している犯罪である。とキリスト教系の欧米白人は云うが、相手側から見れば、空爆だって無差別殺人と感じているだろう。

兵器力で圧倒的な差がある戦いでは、ゲリラ戦しか勝ち目がないのは昔からの常識だ。イスラム国側が、空爆に対して自爆テロで対抗するのはそれしか方法がないからだろう。

宗教的な対立にプラスして民族間の対立というのもあるのだろうから、やたらと複雑である。そうなると、理屈ではなく感情であろうから、収拾が難しい。

完全なる和解というのは出来ないのだろうなぁとは思うが、何とか不完全であっても事態の収拾ってのは無理なのかなぁ。

今回のイスラム国の犯行声明に十字軍うんぬんと云う文句が入っていたが、何百年も前の事を忘れない執念深さはスゴイ!

日本人みたいに恨みはサッサと水に流して忘れてしまうなんてことは、彼等には出来ない相談なんだろうなぁ〜。

アメリカ大統領選挙では、当初は泡沫候補とみられていたドナルド・トランプ氏が共和党の指名獲得をしそうな勢いがまだ続いている。

指名獲得がみえてきたからなのか、過激な発言はやや薄れたようにみえるが、トンデモ発言であることには変わりがない。共和党員は本当にこのままトランプ氏を指名するのだろうか?

北朝鮮の若者の暴走振りも止まらない。誰がどうみたところで、北朝鮮がアメリカがバックにいる韓国に勝てるわけがないのに・・・。

ミサイルを一発撃つごとに何億円と云う大金をドブ(ミサイルを撃ち込んでいる海にか)に捨てているようなものなのに・・・。

そんな金があったら、飢えている国民に少しでも食料を与えたらどうなんだろう。北朝鮮に対する食料援助も、ヨーロッパの難民用に比重がかかっていて、北朝鮮への支給量が減っているというから、北朝鮮の国民の飢え方はかなりヒドイ状態らしい。人間は飢えたら何をするかは分からない。北朝鮮の国民だって、このまま餓死するよりも、クーデターを起こそうとするかもしれない。

金第一書記も、どうせクーデターで殺されるなら、全員道連れだ〜とばかりにミサイルを撃ちまくる危険性もある。

何を考えているのか分からないばかりに、余計に恐ろしい。

何だか、嫌〜な雲行きであることよ。