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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-04-07-Thursday ニュースの多い日

今日は興味を惹かれるニュースが多い日である。

まずは、バドミントンの選手らが闇カジノに出入りしていたと云うニュース。

世界ランキング2位でリオデジャネイロ五輪の出場が確実視されていて、メダルも狙えたという桃田賢斗選手(21)とロンドン五輪の日本代表選手であった田児賢一選手(26)、共にNTT東日本に所属する選手だと云う。

今回のギャンブルは仲間内だけでトランプや麻雀などで賭けていたというのとは次元が違う。暴力団が資金集めの為に運営している違法闇カジノに複数回も出入りして賭けていたと云うのだから、完全な賭博である。これではもう弁解の余地はないだろう。

ニュース番組での桃田選手の紹介ビデオでは、何ともチャライ軽薄な男というような映像編集であったが、幼い頃からスポーツばかりやって来て、しかも強いとなると、周りも甘やかすから、自己中心的で社会常識が欠如した人間に育ったのではないだろうか?

発覚したら、どうなるかとは考えなかったのだろうか?

自業自得とは云え、自覚が足りないとしか言いようがない。ハッキリ言ってバカである。

もう一つの驚いたニュースはセブン&アイホールディングスの鈴木敏文会長(83)の突然の退任会見である。

子会社のセブンーイレブンジャパンの井阪隆一社長(58)を退任させるという自ら提案した人事案が取締役会で否決されたことを受けて決断したと云う。

どうにも良く分からない。

業績好調の58歳の社長を「もの足りない」と云う理由で退任を迫り、66歳の副社長を社長にするというのは、いくらなんでも無理がある。

鈴木会長の次男の康弘氏を将来の後継者にするべく仕掛けた乗っ取りが失敗したと云うことなのだろうか?

中小零細企業ならば、後継者は子供しか継いでくれないと云う事情があるのだが、日本を代表するような大企業ならば、ホンダやソニーのように子どもを後継者にしないという方針の方が正しいのではないだろうか?

カリスマと云われた鈴木敏文も80歳を越えて自身の寿命を考えて、肉親可愛さのあまりに焦りから過ちを犯したのだろうか?

創業家ではないサラリーマン社長が、優秀でもない息子に社長を継がせる布石ということには、90歳を越えている伊藤雅俊会長も、そろそろ大政奉還をせにゃ〜と考えていたのかもしれないなぁ〜。

有終の美を飾れないと云うのは、これまでの功績を否定されかねない愚行であろう。