雷なども鳴っておらず、急に真っ暗になった。妻はすぐに外に出て隣家の窓を見たら電気が付いていたというので、どうやら我が家だけが停電したようである。自宅の配電盤を開けてみたが異常はない。
一応、ブレーカーを一旦落としてから再起動させてみたが元には戻らなかった。
我が家だけが停電で、ブレーカーでもないとすると私にはお手上げである。懇意にしている電気工事会社に電話して自宅に来てもらうことにした。
自宅の外に懐中電灯を持って出てみたら、隣の家も裏の家も真っ暗である。妻に「隣の家も停電しているじゃぁないか!こりゃ〜北電に電話しなけりゃ〜いけないなぁ〜」と言ったら、妻は「だってさっきは隣の家の電気は付いていたんだもん」と云う。
おそらく隣の家には非常灯設備が付いているのだろう。
裏の家には、先日椅子から落ちて腰を痛めて寝ている母が一人だけである。こりゃぁ〜パニックになっているかもしれないと思い行ってみたら、寝ていた。私が行って懐中電灯で母のベッドを照らしたので目が覚めたようだ。
この辺りが停電していると言ったのだが、起きたついでにトイレに行きたいと云う。
トイレの前の廊下に人感スイッチのライトを設置しているが、コンセントに差すタイプなので停電だと役に立たないから真っ暗である。
トイレの電気も付かないしシャワートイレも動かないから、少し我慢して寝ていてよと云って、一旦自宅に戻った。
隣の町内の電気は付いている。どうやら停電は13〜14丁目辺りだけのようである。配電ルートが異なるのだろう。
どこかで断線でもしたのだろうか?
電気屋さんが来てくれたが、停電だから自分ではどうにもならないよと北電に電話してくれたが・・・。
北電は復旧作業をしていて後数分で復旧するという。
母の家に戻り、トイレに行かせたが、今度は真っ暗で落ち着かなくて出ないという。
数分後に復旧したが、40分間ほども停電していただろうか?
懐中電灯を母の枕元に置いて自宅に戻った。
母の家の照明は、いざと云う時の為に、電池式の人感スイッチに替えねばならないだろうなぁ。
真っ暗な中での介護の大変さが分かった停電騒動であった。