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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-05-02-Monday 祥月命日

今日は父の祥月命日である。

なんだか、ここ最近はお坊さんと会ってばかりいるようだ。

母が26日に入院したので、母は「今回は止めようか?」と云うが、月命日ではなく祥月命日であるから、母抜きでもやろうと云うことになった。

我が家は曹洞宗であるから仏前に捧げる「おりく膳」を作らなければならない。母から専用の食器が置いてある場所などを聞いて妻が作ったのであった。

宗派によって随分と違いがあるものである。

父は平成4年に肝臓癌で64歳の若さで亡くなったから、今日で24年も経ったと云うことになる。

午前9時過ぎに母の家にお坊さんが来て、読経も終わり10時半過ぎには会社に行く。

我が社はカレンダー通りの休みにしているので、GWでも今日は会社があるのだ。

昼食を終えた13時に、入院している母から私の携帯に電話が入った。身動き出来ない身体で、個室に入っている母には、個室での携帯電話の使用が特別に許可されている。

「何だか苦しいから、すぐに来てちょうだい」と云う。

「苦しいなら俺に電話するよりも、まずは枕元のスイッチで看護師さんを呼びなさいよ」と言ってからすぐに病院に向かった。

到着したら一人で寝ているので「苦しいって言うけど大丈夫かい?」と聞くと、大便をもよおして苦しかったらしい。出してスッキリしたと云う。

「今日は親父の祥月命日だから、親父が早く来いよと迎えにでも来たのかと思ったよ」と言ったら「お父さんには一緒の命日にしたいから、迎えに来てと頼んでいるけど、迎えに来ないところをみるとあちらに良い人でも出来たみたいで、まだ、来なくて良いと言っているみたいだ・・・」と冗談を云えるくらいだから、まだまだ大丈夫そうである。

「便意くらいで、いちいち呼び出されるのは困るよ、今日は会社は休みじゃないんだから・・・」と言ったら「一人で病室に居るのは寂しいから・・・」と云う。確かに会話も無しで一人で寝ていたらボケてしまいかねない。

「夕方に子ども等を連れて来るから、寂しくなったら叔母さん(母の妹)にでも電話して話しなさいよ」と言って病院を後にしたのであった。