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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-05-03-Tuesday 携帯電話

長年使用していた携帯が遂に壊れた。

私が携帯電話を使い始めたのは、父が病で倒れた平成3年からであるから、かれこれ四半世紀25年になる。

当時、出歩くことが多かった私は、父に万一のことがあった時に、すぐに駆け付けることが出来るようにと使用を始めたのであった。

最初に使った機材は、現在のスマホみたいな平らなものであった。

NTTドコモしかなかったが「mova」とか云う方式であった。

私は、こう云う機械はシンプル イズ ベスト だと考えているので、電話としての機能だけがあれば充分である。

当時は通話料金も高かったから、携帯に電話が掛かってきたら、公衆電話で掛け直すということもやっていた。まるで、ポケットベルみたいな使用方法であった。

平成4年に父が亡くなり、携帯電話を持つ必要性がなくなったのだが、新しモノ好きな性格なので、当時はまだ所持者が少なかった携帯電話を持っていることに優越感を感じて、そのまま所持することにしたのである。

機械の機能を覚えるのが面倒であるから、電話を掛ける、受けるしか出来なかったし、覚える気もなかった。

だから電話機は平成3年に買った機械をそのまま使用していたのである。

だが、途中でNTTが「mova」からFOMAだかに変更するので、使用している機材が使えなくなると云うので渋々機械を変更したのである。

今度は、半分に折り畳める機材であった。

この機材を、この4月まで十数年間使用していた。

去年になってようやくメールが使えるように進歩していたのに・・・。

途中で、バッテリーの調子が悪くなったので、NTTに勤めている後輩に相談したら、バッテリーは無料で交換してくれると云うので、以来、3度もバッテリーだけを交換して使用していた。

その内に、子ども達や妻が携帯電話を持つようになり、しかも、彼女らは、ドンドンと新しい機材に替えていく、遂には私以外の家族は皆、スマートフォンになっていた。

何年か前に、スマートフォンに替えた妻が、私にもスマートフォンにしなさいよと盛んに勧めるが、私は頑なに拒んでいたのである。

4月末になって、長年使ってきた機材の液晶画面が変色してきた。

これはいよいよアウトである。

機材も会社も替えようかと思ったら、妻が、長年使用してきたポイントが貯まっているから、これを使わなければモッタイナイと云うので、NTTのドコモショップに行ったのである。

結局、私が選んだのは、ガラケーであった。

本来なら、カメラ機能だとかは不必要である。電話とメールだけがあれば充分なのに・・・。

メールのやりかたも前の機材とは異なるから、未だにうまく使えない。果たしていつ頃使えるようになるのやら・・・。