消防法上の規制をクリアにしなければならない。
ミュージアム内に、火災報知機や消火器、避難経路の表示盤などを設置しなければならないのだ。
今日の午前中はその作業を専門の業者にやってもらった。
避難誘導の表示盤は通路や出入口に付けるものだから、展示物への影響はないのだが、火災報知機の方は、ガラスで空間を囲った衣装コーナーや貴重品コーナーの中の天井部に設置しなければならないと云う。
しかも、なるべくケースの中央部に設置すると云うので、衣装コーナーに展示してあるマネキン人形の半数をガラスケース内から一旦外に出して、火災報知機を設置してから、又、元に戻さなくてならない。
貴重品コーナーも同様だが、こちらは松旭斎天一の掛け軸など貴重な品物を納めてあるだけに、出し入れには慎重な作業が必要なのである。
同時に行なっているバックヤードの倉庫の方も壁と床が出来あがってきた。こちらの作業では作業員に廊下の写真パネルに傷を付けられてしまった。ベニヤ板を運んでいる最中に、角で写真パネルの表面を削ってしまったのである。応急処置はしたが、少し傷が目立ってしまっている。
弁償しますと云うけれど弁償の仕様がないから諦めるしかない。
最初から段取りをして順番にやっていればこんな事にはならないのだろうが、何せ、いきあたりばったりでやっているから・・・。
15日に開催する「オープンレセプション」の案内状もそろそろ発送しなければならないが、とにかく超忙しい〜なぁ!