今回は、駒澤大学同窓会本部主催の「全国支部長会議」だ。毎年この時期に、日本全国の全都道府県58支部の支部長が一堂に会して会議をするのである。
場所は、浜松町の東京グランドホテル。このホテルは曹洞宗が運営するホテルで、宿泊料も駒澤大学同窓生料金で割引料金になる。
昨今は、東京のホテルの予約は取り難いし、料金も高いから、航空券の予約が可能な3ヶ月前に一緒に予約を入れておいた。
会議は17日(金)の13:30からであるが、当日の飛行機なら帯広からはギリギリ間に合うかどうかという時間帯なので、昼食を食べる時間もないし、蒸し暑い中を汗をかきながら、浜松町駅からホテルまでの区間を走るのもシンドイので前泊することにした。
といっても、最近の東京は好きではない。
若い頃は、東京に行くのはとても楽しみであったのだが、近年は、何だかせわしくて、落ち着かないし、東京に来るとやたらと歩くので足が疲れるのだ。
人が多過ぎて、道路で上手く他人とすれ違えないのである。だから歩くだけで体も心も疲れるのである。
最近の東京は国際都市だなぁと感じる。
すれ違う人々の多くが外国人ばかりなのだ。それに、入る店という店、飲食店の給仕も、コンビ二の店員も、ホテルの清掃人も皆、外国人ばかりである。
この外国人達は、ちゃんと就労資格を持って働いているのだろうか?
以前よりも、皆、日本語が達者になっているので驚く。
東京の商売は、学生バイトと外国人労働者で成り立っているのではなかろうか?
有楽町に新しく出来たTOKYUプラザビルに入ってみた。多くのテナントが入っているが、売れているようには見えなかった。銀座だから家賃も高いだろうし、人件費だって高いのだろう。見物客は大勢いるが、買い物客は少ない。
中年の暇そうなおばさんが複数で連れ立って、暇つぶしと食事をしているだけのように感じたのだ。
18時にホテルに入りチェックインしてから、近くに夕食に出た。先週の東北の某市の焼鳥屋と同じミスはするまいと心に決めて焼鳥屋を探したのである。
一人で酒を飲みながらの食事は焼鳥に限る。酒を飲むのは検診もあったので10日振りである。
芝増上寺近くの若夫婦2人だけでやっている小さな焼鳥屋を見つけた。客は誰も居ないが、雰囲気は美味そうである。
正解であった。料理はどれもすべてが美味かった。自家製白菜の漬物が絶品で、これを口直しにしてレバー・砂肝・つくね・ねぎま等を食べる。日替わりのおつまみの「枝豆ととうもろこし」の一口揚げも美味かった。
食べ終わった後で、歩き過ぎて足が痛くなったので、足つぼマッサージ店に入って60分間揉んでもらった。とても痛いが気持ちが良い。
これでたぶんぐっすり眠れるだろう。