EUを離脱することが国民投票で決まったというニュース。
イギリスの政治家にも大衆迎合するポピュリストが増えたようだなぁ〜。
キャメロン首相も、父親の名前がパナマ文書のリストに載っていたことで、求心力を失っているのだろう。
政治家の金の問題は、どこぞの知事さんのように庶民の反発が大きいものである。
本来なら、冷静に考えなければならない事態なのに、好きか嫌いかの判断で重大なことを決めてしまう。
イギリス人も意外と過激な大勢に流されるのであるなぁ〜と驚いた。
EUを離脱したら、イギリスに在る外国企業は逃げ出すであろう。そうすれば仕事は減り、税金も上がり、物価も上がるであろう。
冷静に考えたら、EU離脱を叫んでいる人達が真っ先に苦しむことになるであろうに・・・。
グローバリズムと云う名の強欲資本主義の世界制覇もよろしくないが、偏狭なナショナリズムもよろしくない。
なぜに中庸な政策をとれないのであろうか?
そもそも、こういう案件で国民投票をやること自体に誤りがあるのではないか?
大衆は流され易いし、深くなんて考えていないからだ。雰囲気に流されることが多い。
大衆が喜ぶことを公約してヒトラーも出てきたのである。
評論家の多くは、イギリスのEU離脱はたいした影響はない。なんて言っていたけど、私には、何だか、イギリス発の大混乱が始まりそうな、嫌〜な雰囲気を感じる。
それだけ、各国の政治家のレベルが低いと云う危惧である。
この雰囲気が続くと、アメリカ大統領にはトランプが就任することになるだろうなぁ〜。