熱狂的な長嶋茂雄ファン、巨人ファンであった。
長嶋が現役を引退し、監督になって負け続けて解任された時に、一遍に巨人熱が冷めた。以来、プロ野球のテレビ中継はほとんど見なくなった。それでもたまに、暇潰しにテレビを点けている時には、ドラマなんぞは見ないから野球中継を点けていることはあっても、ほとんど見ていなくて、耳で聞いている程度でしかない。
日本ハムファイターズが北海道に来た時も、日ハムファンになった訳ではない。
長女の東北高校での同級生だったダルビッシュ有が日ハムに入団した時に、少し気になった程度である。
それでも、中日との日本シリーズの札幌ドームの試合は観に行った。これが札幌ドームに野球観戦に行った最初であり、それ以降は一度も行っていない。
今年のパ・リーグは、日ハムとソフトバンクの熾烈な戦いが面白かったのと、駒澤大学同窓の白井コーチを7月20日の帯広戦の時に同窓会で招いて懇親会を持ったことで、久し振りに興味を持ったのであった。
日ハムが熾烈な戦いを制して見事に逆転優勝して嬉しかったのだが・・・。
これからやるクライマックスシリーズ(CS)って、一体何なんだろう?
一体、何の為に、シーズン通してペナントレースを長期戦で戦ってきたのに、短期決戦で日本一を決める日本シリーズへの出場権を得る為に戦うと云うか意味がまったく理解出来ない。
ペナントレースを冒涜する行為であろう。
ぺナントレース優勝のご褒美が、1勝とフランチャイズ球場での対戦と云うアドバンテージというのは・・・。
これは単なる金儲けの手段なのであろうが、こんなバカなことをやっていたら、もっとプロ野球ファンが逃げていくだろうに・・・。
順当に上位のチームが勝つなら、金儲けが出来てバンバンザイであろうが、もしも下位のチームが勝って日本シリーズまで制するようなことがあったら、その時はプロ野球の自滅である。本質を忘れたクダラナイ制度でしかないCSは止めるべきである。