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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-10-26-Wednesday 東京は2

東京は疲れる!

人の多さにうんざりする!前方から来る人波を避けながら歩くのは神経を使うからだ。

今日、変な奴が増えているから、肩がぶつかっただけで殺される危険性だってあるのである。

東京は、あちらこちら、建築中の建物だらけだ!

2020年のオリンピックを目指しての建築なのだろうが・・・。

建築に関わる人材を全国から東京に集めているらしい。地震の復興は後回し、地方は衰退、東京は人手不足、かなり歪んだ状態である。

つい最近も六本木で、建築中の建物から鉄の棒が落下して、通行中の男性を串刺しにして死なせてしまった。熟練工ではない人材を使っているのかもしれない。手抜き工事の心配はないのだろうか?

しかし、こんなに沢山建てて、これだけ多くの床面積を、全てテナントで埋められるのだろうか?他人事ながら心配になってくる。

商売柄、新しく出来た商業ビルには見学に行っているが、どこのビルにも人は居るが、どうにも客ではなさそうに見えるのだ。どの店も見学客ばかりで購買客は少なくて、売れているようには感じないのである。

家賃だって、東京都心なんだから、かなり高額なんだろうに、あの程度の来客数と、どうみても売れてはいない商品の在庫を抱えて、とてもペイしているとは思えない。

いったいどうやって運営しているのだろう?

オリンピックの建物も、選手側というのか、競技側というのか、サッカーの川渕某が「レガシーを残せ!」と怒って会見していたが、長野オリンピックの会場は現在は不採算で、長野県民の負担が重くなっている。

今後は、東京だって、急激な高齢化が始まり、医療費、介護費などの負担が増えるのである。

たった数週間のオリンピックが終わったら、たいして使いもしないような建物に数百億円も掛けるより、その後の数十年間のことを考えた方が賢明であると思うのだが・・・。

そりゃ〜、この機会を逃したら、二度と造れないことを分かっているから、この際、国民に押し付けて造ってしまえ!というのは、人口減少社会では誤った考え方であろう。

何だか、この東京オリンピックが日本衰退の原因になりそうに感じてきたゾ!