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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-11-10-Thursday アンビリーバボ〜

これを書いているのは9日の夕方である。

9日は、何ともアンビリバブルな日である。

アメリカの大統領選挙では、朝からトランプ優勢が伝えられていたが、昼過ぎに遂にトランプに当確が出た。

アメリカのメディアとしては、認めたくない結果であったのだろう。重要なペンシルベニア州の開票結果が98%でトランプ49%、ヒラリー48%で3万票もの差がついているのに、ここもトランプが取るとはなかなか発表しなかった。

この時点で、素人目にもトランプの勝は見えていたが・・・。

それにしても、今回の大統領選挙ほど、玄人の評論家が正しい結果を予想できなかった選挙はなかった。最後の最後まで、評論家の云うことが外れまくっていたではないか。

アメリカ国民は、ヒラリーでは何も変わらない予定調和の世界に嫌気が差して、変革の可能性のあるトランプに投票したのだろう。

評論家やメディアがほとんど皆、「トランプはダメだ!」「トランプはダメだ!」と繰り返し云うものだから、トランプを支持しているなんて恥ずかしくて公言出来ない状況にしたのではないだろうか?

だからアンケートの結果は、本音ではなく建前であって、本当の姿勢を反映していなかったと思う。

ヒラリーはトランプの挑発に乗って、罵り合いに終始した。その結果として彼女の嫌な部分が露出した。

ヒラリーは女性が最も嫌うタイプの「ナスティウーマン(嫌な女)」だと国民に感じさせたのだ。きっとヒラリーに投票した女性票は少なかったのでは・・・。

トランプの評価は最初から最低なのだから、罵り合いをしてもこれ以上は評価が下がり様がないが、一方のヒラリーの評価はこの喧嘩によってかなり下がっただろう。これはひょっとするとトランプの策略だったのかな?

それにしても、アメリカ国民が本当にトランプを選ぶなんて・・・。これから一体どんな世の中になるのだろうか?

私が作った「トランプの壁」とは別の「TRUMP WALL」をメキシコ国境に本当に造るのかしらん。

先月中旬に1本の電話が入った。今年6月初旬に90歳でお亡くなりになった砂川市のお医者さんで、アマチュアマジシャンでもあった吉野繁夫さんの奥様からである。「大掛かりなマジックの道具が部屋一杯に残っている。処分に困っているのだがマジック・ミュージアムでもらってくれないか?云々」とのことである。

何でも、イリュージョンと云う部類の「人体浮遊」「人体切断」「人体交換」などのプロマジシャンが使う様な大掛かりな道具が多数あって、部屋を占領しているのだと云う。

ひとつウン10万もする道具の様だが、遺族はマジックをやらないので邪魔なのだと云う。捨てるのも偲びないから貰って欲しいと云うのだ。

こんな嬉しい話はない。

直ぐに送って下さいと二つ返事で依頼したものが今日9日にビルに届いたのであった。

15時頃に、運送会社の2トントラック一杯に運ばれて来た。電話の時に想像していた量をはるかにしのぐ量である。

今日は時間が無くて、まだ開封出来ていないが、さっそく明日から、開封して調査分類、組み立てなどの作業をやろうと思っている。

この量だと、半年は優に掛かりそうである。「日本唯一」と云う「冠効果」はスゴイ!全国各地からこのような寄贈品がドンドンと届く。

現在のマジック・ミュージアムのスペースでは、すでに狭くなってしまった。はて、これからどうしましょう。こちらは嬉しい誤算である。