会議が30日14時から勝毎で開催された。
今年の反省点やら、来年の課題、決算などを話し合ったが・・・。
事務局を担っている勝毎事業局のメンバーが、今年の三軒茶屋(東京世田谷区)と静岡市の大道芸フェスティバルを視察して来た報告も兼ねている。
改めて、帯広の大道芸フェスティバルに招聘している芸人のレベルが高いのだと云うことを認識したと云う。
たしかに規模は小さいが、小さいなりの良さがある。
会場も広過ぎず、芸人の数も少ないことから観落としが無いのである。質の高い出演者全員をコンパクトに観ることが出来る、重ねて、花火大会や十勝の美味しい食べ物も食べられるので管外からの観光客や大道芸ファンからはとても好評なのだ。
あぁ、それなのに、それなのに・・・。
「氷まつり」「菊まつり」と一緒に、帯広の三大まつりの一つと位置付けられている夏の「平原まつり」であるが、メイン会場として歩行者天国にして使われ、その名称が「まつり」にも付けられている「平原通商店街」の対応があまりにもヒドイ!
平原通商店街は11〜8丁目までの4街区があり、まつりの際には7丁目も加わっているが、その催しモノは、各街区任せになっているのだ。
かつては、各街区でアイデアを出し合い、商店総出でイベントを行なっていたのだが、ここ近年は、イベントの専門業者に丸投げの状態である。
たしかに、昔に較べると従業員の人数も減っているから、まつりに投入出来る人材は不足しているのは事実であろう。
しかし、自らの商店街の名称を冠にしたまつりへの対応がこれで良いのだろうか?
私は、15年前の2001年に、中心街を盛り上げる為に「北の屋台」を作った。そして、まつりを盛り上げるために翌2002年から大道芸人を招聘して、マンネリ化していた「平原まつり」に新風を注いだのである。
その後、大道芸は北の屋台を離れて、実行委員会組織にしたが、以来、15年間平原まつりを盛りあげてきたと自負している。
景気が悪く、商店数も減り、まつりの予算が減っているのは理解しているが、去年、平原通商店街からの資金が20万円であったものが、今年は8万円になった。商店街としての一括対応を各街区対応へとしたためである。
12万円も減っては運営は厳しい。
平原通商店街は、まつりだけに限らず、空き地対策、空き家対策、活性化策など、あらゆるモノをもっと真剣に考えて、そいて行動しなければ、このままでは、取り返しのつかない事態になってしまうのではないかと危惧している。