その除雪作業で一日が終わった。
外は冬であるから、0度前後の気温で寒いから、上下ジャージ姿に長めのダウンジャケットを羽織って除雪作業をするのだが、すぐに汗が噴き出てきて全身汗でびしょ濡れの状態になる。
額の汗が目に入る様になると一旦休憩して、家の中に入り、シャワーを浴びて着替えてから、再度、除雪作業をする。
何せ、除雪しなければならない面積がかなりあるのである。
12月の段階で、除雪作業をサボると、帯広は寒いから、雪が固まって重く堅くなってしまう。こうなると道幅を拡げる作業は、今よりもシンドクなるから、少しでもこの時期には除雪をしておきたいのであるが・・・。
いくら先日降った雪が軽いとは云いながらも、今年は11月から積雪があるので、すでに相当量の積雪がある。雪山の高さはすでに私の身長くらいまで溜まっている。この雪山の上にサラサラの雪を放り上げても、パラパラと崩れてくるのである。むしろ少し湿った雪の方が収まりが良い。
アスファルトに踏みつけられた雪がベッタリと張り付いている。
アスファルト等の黒っぽい地面を表面に出しておくと、太陽熱で溶けてくれるのだが、白い雪のままにしておくと、太陽光を反射してしまって溶けなくなる。だから、少しでも路面を出したいのだが、雪が固くこびりついてしまいなかなか取れないのだ。
ガンガンとスコップで削っている内に右手の手首を痛めてしまった。
背中は、肩から腰に掛けて、筋肉はガッチガチに堅くなっている。
太股やふくらはぎまで痛くなってきた。
これ以上頑張ると、身体が動かなくなりそうだったので除雪を止めた。
もう、春までこのままでもイイや!