デパートなどの小売り業界を窮地に陥れているが・・・。
この業界も、配送してくれる会社があって初めて成り立っている業界である。インターネットで売れても、その商品を素早く届けてくれる会社が無かったら成り立たない。そういうシステムになっているのだ。
そんな中で、宅配便最大手のヤマト運輸の労働組合が、荷受量を抑制することを会社側に要求したと云う。
インターネット通販の拡大などを背景に宅配個数が増える半面、トラックドライバーなどの人手不足で慢性化している長時間労働の軽減を図る目的だと云う。
ヤマト運輸の平成28年3月期の宅配便取り扱い個数は、過去最多の17億3千万個。今期はさらにこれを超える見通しで、労組は、次期の宅配個数を今期以下の水準に抑えるよう求めていると云う。
運送業界はどこも慢性的な人手不足が課題らしい。
確かにそうだろうなぁ〜。
郵便局も含めて、宅配便の「不在通知書」が我が家のポストに入っていることがあるが、電話したら夜間でもその日の内に届けてくれる。
旅行などで2〜3日不在にしていたら、その間に「不在通知書」が2枚も3枚も入っていることがあるが、そうなると、ドライバーは2度手間、3度手間で、その間、何度も我が家を訪ねて来てくれたということだ。
運転して、荷物を運んで、これでは身体がもたないだろうに・・・。
最大手のヤマト運輸の動きに他社が追随する可能性があると云うが、合わせた方が良い。
ドライバーが疲れて、居眠り運転でもして、事故を起こされては、巻き込まれた方はかなわない。
ドライバーの負担が重い夜間の時間帯指定配達も、見直しの対象となり得るというが、元々この業界のサービスはあまりに過剰だと思う。
インターネット通販の会社も、売るばっかりではなくて、配送ドライバーの負担のことも少しは考えた方が良いと思う。都内では注文したその日の内に届けるサービスも始まったというから少し異常だ。
お互いに持ちつ持たれつじゃなくちゃぁ〜ね。
少し不便なくらいの方が落ち着いた生活が出来るのになぁ〜。