ゴールデンウィークのマジック・ミュージアムのオープンに際して、生中継をしたいが可能かとの問い合わせである。
宣伝にもなるし、逆にこちらからお願いしたいくらいのありがたい話であるから、勿論OKをしたのだが、このレポーター女子は、去年のセミ・オープン(7月16日〜9月30日まで)期間にもマジック・ミュージアムを見ていないと云う。
まずは、現場を見てもらってから詳しい話をしましょうと云うことになり、16日の午前中に我が社を訪ねてくれたのであった。
NHKは2年前の12月3日のプレ・オープン式の前に、取材をしてくれて全国放送のニュースでも2回も放送してくれたのだが、レポーター女子はその番組は見ていないと云う。
その後に掲載された地元の新聞記事を見て、面白いと感じてレポートをしてみようと思ったのだと云う。
新聞に掲載された記事と写真からは、もっとコジンマリとした場所だと思っていたとのこと。まさに「百聞は一見に如かず」である。
実際に見てもらったことで、レポートの具体的なイメージも湧いてきたことであろう。
3月23日に放送されるBSジャパンの「開運!なんでも鑑定団 極上お宝サロン」とは、また異なった視点で紹介してくれたら有難い。
今月中には、私にとっての「極上の逸品」がアメリカから届く予定になっている。
それは、世界の有名マジシャンのブロンズの胸像6体である。
「ロベール・ウーダン」、「ハワード・サーストン」、「ハリー・ケラー」、「チャン・リン・スー」、「ハリー・フーディニ」、「ザ・グレート・ハーマン」の6人である。
こう人名を列挙してみても、一般人にとっては「誰だそれ?」って云うだろうし、最近の若手のマジシャンでも同様のことを言うであろう。
マジックの歴史を勉強したマジシャンでなければ、興味がない分野であることは十分に分かっている。
アメリカのマジックの雑誌で、このブロンズ像を見掛けて、是非とも我がマジック・ミュージアムに展示したいとズッ〜と思っていたのである。ひょんなことから仲介してくれる人を見つけて、やっと入手に成功したのであるが、6体全部が揃うのに半年掛かったと云う次第である。
エディションナンバーはそれぞれ40分の〇〇となっているから、世界に40体しかない製品なのである。
かの、アメリカの超有名マジシャンのデビッド・カッパーフィールドが自身で作った日本中に紹介したいと考えているのだ。
2年前のNHKの全国ニュースのお陰で、全国各地からの寄贈品が続々と届くようになった。前回の放送から、どれだけ展示品が充実したかを見せたいと思っている。