フジテレビ系列のUHB局から「マジック・ミュージアム」を取材したいとの依頼が入った。
13・14日の2日間で撮影を行いたいと云う。急な話であるが、今月の29日のオープンに向けて、全道放送の番組で紹介してもらえるのは有難いことである。
自らテレビでCMを流そうと思えば、おそらく1分間で何万円と云う単位の費用が掛るであろう。
それを先方から取材させて欲しいと云うのだから断る理由はない。
陳列作業は遅れるが、それを補って余りあるメリットがあるであろうから、もちろん喜んでOKをした。
妻は、「ちょっとテレビに出過ぎなんじゃぁないの?」と訝るが・・・。
もうここまで来たら、とことんやるだけである。
午前中は、パンフレットとポスターの校正作業と1階のイリュージョンコーナーの展示の改良作業を行った。
午前中に、さる作曲家さんからホラー系の展示物が届けられた。
急遽、これらを1階の展示に使用しようと思い付いたのである。
1階の展示は、イリュージョン(大掛かりなマジック道具)がメインである。人間が空中に浮いたり、身体が半分に切れたり、身体が横にズレたり、人の入ったバスケットに剣を刺したりなどの大道具を展示している。
マネキン人形を使って、さも、実演しているかのように見えるように展示の工夫をしてあるのだが、通り掛った人達が皆「気持ち悪い〜」と声に出して通って行くのだ。
どうせ気持ち悪いなら、おばけ屋敷的な演出を一部分に施して、オドロオドロシイ雰囲気を出してみようかと考えたのである。
やってみると、我ながら気持ち悪くなってきた・・・。
果たして、吉となるか凶となるか。
29日のオープンまでは様子を見ながら、もっとおぞましくしてやろうかな〜。