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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-10-15-Sunday 13日(金)

13日(金)の治療

陽子線治療は30回中の24回目が終了、残り後6回の予定である。

昨日、担当の看護師さんが産休で交代すると云うので治療機械の前で記念写真を撮ってもらったのであるが撮影は自由なのである。

治療中に医師からインターフォンで「坂本さん、お腹に力を入れてみて下さい・・・。はい、今度は楽にして・・・」との声が云わってきた。位置合わせで微妙に前立腺にズレが生じたらしい。

治療中にホットフラッシュの発汗が突然起きたので、緊張して呼吸が若干乱れた為だったのかと思い、治療終了後に聞いてみたら、ガス(おなら)の量がいつもより多くてズレたのではないかとのこと、普段の呼吸による上下動は織り込み済みだから、深呼吸で大きく動かさない限りは大丈夫。肺癌への照射は呼吸による上下動に合わせるのが一苦労だが、前立腺への照射は楽な方なのだとのことであった。

金曜日は治療後に医師の診察がある。最近の医師はカルテをコンピュータで打ち込んでいる。昔はペンで、しかもドイツ語で何が書いてあるか分からなかったものだが・・・。

DVDの米テレビドラマ「メンタリスト」の中で、死体の状況検分で死者の残したノートの文字がミミズの這い回った様で読めないからこの死者は医者だと断定する場面があった。どうやらアメリカの医師は字が下手くそで何を書いているか読めないと云いたいらしく、このエピソードには笑ったのだが、カルテを他の医師とも共有しなければならない今の状況では、コンピュータで作る必要性があるのだろうなぁ。

PCの画面は患者である私にもハッキリ見えるのだが、その中に、7月18日に初めて北大病院を受診した時のPSA値(前立腺癌の進行度を測る血液データ)の数値が「18.89」と表示されていたので驚いた。

今年5月末に帯広厚生病院の人間ドックで検査した数値は「17.89」と表示されている。わずか1ヶ月ほどで「1」ポイントも数値が上昇していた訳である。

去年5月末の人間ドックの数値は「12.8」であったから、1年間で「5ポイント」の上昇、それが、この1ヶ月間で「1」ポイントの上昇であるから、進行スピードが上がっていたのではないだろうか?

北大病院での本格的治療の開始が9月1日からであるから、6月末に癌宣告を受けてからこの間、随分とノンビリしているなぁ〜、癌が進行しない内に早く治療をしてもらいたいなぁ〜。と思っていたのだが、医師は「前立腺癌は進行が遅いから1ヶ月や2ヶ月放っておいても問題ないですよ」と言われていたのだ。

10月6日の採血でのPSA値が「0.2」にまで下がっていたから、治療の効果は良好であるので心配はしていないが・・・。