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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-10-17-Tuesday 15日日曜日

15日日曜日、今日も治療は休みである。

午前中に電気系統の検査の為と云うことで10:30〜14:30まで白コンセント系統が停電になると云う。問題は、そうなると、この間、電気が使用出来ないと云うことである。テレビ、PC、DVDなどの電気製品が使用できないのだ。この間、部屋の照明も消えるので読書も難しい。

別段、見たいテレビ番組があるわけじゃぁないから、テレビが見られないのは良いとしてもPCもDVDも使えず本も読めないのでは・・・、しかも館内は、この電気系統の検査の為に、今日一日はコンビニ店、喫茶店、レストランなども全店臨時休業しているのである。やれることは部屋に籠ってふて寝するだけ、電気が使えない生活と云うのは、現代人にとっては何も出来ないに等しい。

よく、映画には、未来の核戦争でインフラが破壊されて電気が使えない生活が描かれている作品があるが、この状況はそれに近い状態である。

時間の潰しようがまったくなくて、これでは「暇地獄」である。

規則では2日連続の外出は不可になっている。昨日、帯広に日帰りで戻ったから、今日は外出が不可の日である。

看護師に、このせつない状況を訴えた。担当の医師も「今日の状況では館内に居なさいと云うのは、坂本さんにとってはさすがに酷ですね。特別に許可をしましょう。」と外出許可を出してくれたのであった。

まずはマジシャン仲間にメールして会う手配をしたが、急な連絡なので午後3時にしか会えないと云う。それまで、時間を潰す為に、運動不足解消の為に、まずは北大キャンパスを散歩して駅に向かう。歩きながら、さっきの電気が使えない未来の映画の事を思い出し、そうだ!今日は「猿の惑星」を観ようと決めたのであった。

ステラプラザ7階のシネコンに行ってチケットを購入してから、昼食はラーメン共和国に行って梅光軒の醤油ラーメンを食べて、再度、映画館に戻り鑑賞。

「猿の惑星」はチャールトン・ヘストン主演の作品から観ているが・・・、まるで本物のチンパンジーにしか見えない特殊メーキャップ技術の進歩には驚くが、感動もショックも最初の作品の方が大きかった。今作品はスティーブ・マックイーン主演の「大脱走」を観ているようで、まるで「猿の大脱走」と云う感じであった。ストーリーを構成するネタがもう無いのかもしれないなぁ〜。

映画終了後に、札幌在住のプロマジシャンのスペンサー・トリックスと喫茶店で会う。11月2日から岐阜で始まるFISMと云う国際的なマジックコンベンションのチケットを譲渡する為だ。私は癌宣告を受ける前の4月末に先行予約で特等席を申し込んでいたのだが・・・。

捨てるにはモッタイナイ。誰か代わりに行ける人を探していたのである。彼が行ってくれると云うので無駄にすることがなくて良かった。

今朝、次女からメールで「一眼レフのカメラを持っていないか?」と尋ねられた。趣味として一眼レフカメラをやりたいと云う。次女は子供3人の中では、一番私の趣味感覚に近い性格をしている。私は若い時にカメラに凝ったことがあって、オリンパスom-1、om-2の本体2台と交換レンズもズイコーの通常、広角、望遠、ズームと4本も揃えて持っている。しかし、フィルムカメラはもう流行らない。第一、フィルムを売っている店が極端に減った。昔は観光地のタバコ屋にさえ置いてあったのに・・・。

フィルムカメラは、上手く撮れたかどうかはプリントしてみなければ判らなかった。ピンボケだったり、何を撮影したか分からない不要なネガもプリントしてしまう無駄が多かったが・・・。もはや、そのDPEの現像プリントをしてくれる店すらも無くなってしまったからフィルムカメラはよっぽどの趣味人しか使わないだろう。

長らく押し入れに眠ったままのカメラを娘が使うと云うなら嬉しいことだ。だが、やっぱりデジタルカメラが良いらしい。フィルムカメラの交換レンズがそのままデジタルに使えれば良いと思い、調べようと思ったが今日はPCが使えない。帰りにヨドバシカメラに寄って店員に聞いてみたら、アダプターを付ければデジタルカメラにもフィルムカメラの交換レンズが付けられると云う。だが、本体は買わなければならないが・・・、カタログを貰って帰ったが、さて・・・。