総会&落語会が14:00から開催されるので、外出・外泊許可を取り、JRの07:54(札幌駅発)−10:36(帯広駅着)のスーパーとかち1号に乗車して帯広に戻った。
会場は帯広駅隣接のノースランドホテルである。
ゲストである同窓の落語家、三遊亭王楽師匠は空路、東京から09:15着の飛行機で帯広入りするので出迎えはスタッフに任せたが、私よりも早くに会場入りして準備をしてくれていた。
私は、帯広駅から一旦自宅に戻り、着替えてから11:30に会場入りして合流。
駒澤大学同窓会十勝支部は2000年に発足し、毎回、ゲストに駒大同窓の有名人を招待して会員増強に努めている。ちなみに第一回のゲストは元プロ野球選手の中畑清氏であった。駒澤大学同窓会では、全国各地の同窓会支部の総会に合わせて、同窓生の有名人を派遣してくれる制度があるのだ。十勝支部では毎回、この制度を利用して駒大同窓の歌手、手品師、落語家などを招聘している。
2009年の10周年の総会を期に、観客を大学同窓生に限らずに一般にも開放することにして、三遊亭貴楽と王楽と云う、五代目三遊亭円楽の同窓の兄弟弟子2人を招聘して「駒大寄席」とし、以来毎年200〜300名ほどの一般客を集めて開催し、駒澤大学の宣伝にも寄与する方針にしている。
三遊亭王楽師匠は、この10周年の総会直前に二つ目から真打に昇進したばかりで、それから9年連続で招聘しているから、十勝の観客は王楽の成長をずっと見続けていることになる。十勝でのファンが増えているのが実感できるのだろう、来ることを毎年楽しみにしてくれているのだ。
王楽師匠とは家族同然の付き合いになり。2014年の15周年には、王楽師匠の父親の三遊亭好楽師匠(笑点のピンク色の着物)にもお願いして来てもらい「親子共演落語会」を開催して大勢の観客を集めたのであった。
全国各地57ヵ所に同窓会支部があるが、この様に一般公開をして大勢の人を集め始めたのは十勝支部が最初なのである。そのやり方を見たいと、今回は本部から萩野同窓会会長が出席をしてくれたのであった。
総会に先立つ落語会は一般客にも200席ほど無料開放しているが、入場整理券が必要な形にしている。13時半開場、14時開演であるが、12時半頃から客が並び始めた。当初に用意した席数は260席であったが、あっという間に満席になり。急遽、40席を追加して300席の大盛況になった。王楽師匠も気持ち良く1時間たっぷり3席の落語を披露してくれたのであった。
16時からは同ホテルの別会場で同窓会の総会と懇親会を開催、19時半に終了したが、皆がマジック・ミュージアムを見学したいと云うので移動して案内をしたのであった。2次会は5ヶ月間もの禁酒を続けている身なのでパスして帰宅。
翌日は、恒例の駒大同窓会ゴルフコンペであるが、私はまだ治療中の身であるし、また、昼には義父の3回忌法要を行うので欠席である。対応をスタッフに依頼した。
帰宅したら、妻と子供らが、市内の温泉銭湯に行くと云う。私は、治療中は温泉への入浴が禁じられているので一人寂しく自宅で読書をしていたのであった。