作った演劇集団の「富良野塾」のOBユニットが演じる演劇「二人の天使」が8日の19時から帯広市民文化小ホールで上演された。
この劇団には、帯広市出身の女優である「松本りき」さんが出演している。
松本りきさんは、我が家の二人の娘と同じフィギュアスケート教室とバレエ教室に通っていた縁と、私と松本さんのお父さんとは帯広青年会議所で一緒に活動した仲であること等から、ご案内をいただくのでいつも観劇に行っているのだ。
私は、もともと演劇やミュージカルなどの観劇が大好きであるから毎回とても楽しみにしている。
今回の上演作品は倉本聰さんの作品ではないが、富良野塾8期生の小林彰夫さんの脚本で、20年前に富良野塾OBで結成された劇団「ORE(オア)」が公演した作品ということだ。
9年前に富良野塾OBユニット公演として脚本を大幅に改稿し、キャストも20年前とは全て違う俳優で公演されたという。今回はキャストを更に大幅に入れ替えて、20年前の脚本をベースに上演されると云う。
登場人物がたった4名だけの演劇である。その内の2人は天使の見習いみたいな役で、人間役の2人には、この見習い天使が見えない、聞こえない事になっているからから、かなり難しい芝居である。笑いあり、ホロッとさせる場面ありで、これぞ小劇団の演劇という感じでとても面白かった。
劇団の運営は、財政上もかなり厳しいであろうと推察される。入場料はたったの2000円でとても安い、出演者が大道具、小道具係も兼ねていて、自分たちで舞台背景も組み立てから、片付けまで行っている様子であった。
この日も、受付に松本りきさんのご両親の姿があったが、ファミリーで応援している姿がとても微笑ましい。
帯広市民はもっと、こういった演劇を観たら良いのになぁと思う。どうせ暇なんだから、テレビなんぞ見ていないで・・・。
もっと同郷の頑張っている人達を応援してあげようよ!