さすがに寒い。
今晩は皆既月食で、米国のNASAが「スーパーブルーブラッドムーン」だとか云うらしい。月が地球に接近して大きく見える(スーパームーン)、1ヶ月内に2回目の満月(ブルームーン)、皆既月食の赤銅色の月(ブラッドムーン)という三拍子が揃ったのだと云う。
寒い日は放射冷却だから、帯広でも見られるかもね・・・。
マジック・ミュージアムには、展示スペースが無いが、去年入手した、「日本近代奇術の父」と言われる松旭斎天一(1853-1912)の書「瑞気集門(ずいきしゅうもん)」の額をどうしても飾りたい。
これが書かれたのは「己酉(つちのととり)夏季」と書いてあるから1909(明治42)年の夏である。
天一の晩年の絶頂期の時の書であるし、書の意味は「良い兆しの気がここの門に集まっている」であるから、この意味からも飾りたいのである。
しかし、大きさが180㎝×60㎝もある。
どこに飾ろうかとず〜っと考えていたのだが、ガラスのハイケースの支柱を活用して、そこに横板を渡して掛けることにしたのである。
ついに、空中の隙間を利用するところまで来てしまった。
五十肩で右肩を上に上げるのはとても辛いけれど、なんとか頑張って掛けたのであった。なかなか収まりが良い。
昨日のシート貼りといい、今日の大工仕事といい、もはやプロ級の腕前である。