鼻水は止まった、咳もかなり収まった、熱は37度台で高熱と云うわけではない、ただ、何となく身体がダルイ。
そうこうしている内に、お腹が下痢気味になってきた。ネットで検索するとB型の症状そのものである。
今更、病院に行っても仕方がないし、体力が弱っている時に、病原菌がウヨウヨしている病院の待合室で長時間待たされたら、他の病気を拾ってきそうであるから、こう云う時は自宅で安静にしているに限る。
そう思って15〜18日までは自宅を一歩も出ることなく、安静にしていた。
去年の9月初旬〜10月末まで約2か月間、札幌の北大病院に癌治療の為に入院していたが、受けた治療が、先端医療の「陽子線治療」だったので、治療時間も1日20分間だけで、身体への負担がまったくなく、痛みなどもなかったので病室のベッド上で寝ているだけなんてことはなかったのである。
このインフルエンザの身体のダルさみたいなものもなかったから、身体を持て余して、マジックの練習やらDVDの鑑賞やらと積極的に動いていたのだったが・・・、この気怠い感覚と云うのは厄介である。何もヤル気が起きないのだ。ただ、ベッドに寝っ転がってテレビで平昌オリンピックをボケ〜ッと眺めているだけ、それでも、まだオリンピックをやっているから助かっている。これが、くだらないワイドショーばかり見ていたらと思うと・・・。
ただ安静にしているというのは地獄である。
これを「安静の大獄」と云う。