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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-04-17-Tuesday 松江

松江しんじ湖温泉のホテルを

16日の朝の9時に出て、松江駅のコインロッカーに荷物を預けてから「松江城」に向かう。年を取ると早起きになる。

天気は曇り。暑くもなくなく、寒くもなく、雨にも当らず観光には楽な天気である。

まずは松江城の堀川を船で回る「堀川めぐり」である。一周50分間で一日何回でも乗船可能で、10〜20分間隔でドンドンと出航している。

水面の目線で城を見るのは、また格別である。ユッタリしていて風情がある。船には10名ほどの客が乗船出来るが、靴を脱いで、コタツ本体が無いコタツの毛布だけに入る様に足を伸ばして床に座る。初めに船頭さんが、「ハイ、皆さん、出航前に屋根を下げる練習をしますよ」と云う。???

途中、何度か橋の下を船でくぐるのだが、4ヵ所だけ橋桁が低くて、このままの高さでは船の屋根がぶつかるから、屋根を電動で30㎝くらい上下させるのだと云う。その屋根の高さに合わせて客の頭もぶつからない様に一緒に下げて欲しいのだと言う。その動作がキツイのである。何せ屋根までの高さが70㎝くらいしかないのだ。こちとらお腹が邪魔して前屈も出来ないというのに・・・。前屈はツライから横に身体をズラしてしのいだのであった。

一周した後で、城内に入り石段を上がって城まで行き、中に入って国宝に指定されている天守閣に登るが、階段を登るのがツライ。運動不足気味であるから膝の上の太腿の筋肉がパンパンになる。

この天守は第二次大戦でも焼けなかったから昔のままの姿であるが、これからリニューアルして展示物を飾る予定だとかで、中はまだ真っ暗で何もない状態であるから天守からの眺めを楽しむだけであった。

宍道湖の夕陽は日本一だと言うが、この天守から見る夕陽もまた綺麗であっただろうなぁ〜。

松江城を出て、「小泉八雲記念館」に行く。「耳なし芳一」や「雪女」などの話は知っていたが、それ以上の関心が無かったのであるが、この記念館を見て、認識が変わった。彼が魔術や妖怪など不思議なことに、日本に来る前から関心が高かったことが分かった。アメリカの新聞社時代にゾンビのことなんかも書いているのである。私と嗜好が似ているかも・・・。次に隣の「小泉八雲旧居」を見学。てっきり効果音だと思っていたカエルの鳴き声が本物だと分かってビックリ、カエルが私を歓迎してくれたのかもしれないなぁ〜。

昼食は、すぐ隣にあった「塩見縄手」の蕎麦屋「八雲庵」で鴨なんばんを食べる。温かい方は出汁が効いていてとても美味しかった。冷たい方の付けタレは醤油が濃くて甘口で独特の味がした。

次は、その隣の「松江歴史博物館」を見学した後、館内の和菓子喫茶店で抹茶と和菓子のおやつを食べる。和風庭園を見ながら抹茶を飲んで和菓子を食べるのは風情があるねぇ〜。

もう一度、堀川めぐりの船に乗船し「カラコロ工房前(旧日本銀行松江支店)」で下船。見学後、向かいにある船頭さんお薦めの和菓子店「風流堂」でお菓子を買う。店主と話をしていたら「ついこの前も帯広からお越しのお客さんがいらっしゃいましたのよ・・・」と云う。これも何かの縁ですね〜と言ってお菓子をサービスしてくれたのであった。

松江駅に戻り、駅前のバスのりば15時発の高速バスに乗って広島に向かう。到着は18時10分である。

広島駅にほぼ時間通りに到着。宿泊先はアパホテルなのであるが、駅前に2つのアパホテルの建物があって迷う。すぐ近くに同じ名前のホテルを運営するなよ。観光客には分かり難いだろうに・・・。結局、ホテルに電話してみて2年前に建った新しい方のホテルであったことが判明した。

チェックインをするが、ビジネスホテルであるから、機械で先払い。観光で来たのに、何だか味気ないし「忖度」もないから、当然ながら部屋タイプのアップグレードもない。昨日までの2軒のホテルとは打って変わって、急に狭い部屋に閉じ込められた気分になった。何だか侘しいなぁ〜。

夕食は、駅前のデパートの上の食堂街、妻が広島に来たのだから「お好み焼き」を食べたいと言う。鉄板焼きの店「五右衛門」に入ったが、周りの客のお好み焼きの大きさを見て「あれで一人前なの?」と妻が驚く。私たち夫婦はともに小食であるから、あれを一人ずつは食べる自信がない。二人で1人前をシェアすることにしたが、粉モノだけでは夜中にお腹が空くから、牛ステーキも一人前頼んでシェアしたのであった。

部屋に戻ったが、足腰が痛い。明日もかなり歩かなければならないから、部屋にマッサージを呼んで揉んでもらってから寝たのであった。