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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-04-19-Thursday 大阪

18日は大阪である。

私は何度も大阪に来ているから、始めは大阪を通過しようと思ったのだが、妻は初めてだと云うので大阪も見物することにしたのである。

私も何度も来ていると言っても見ていない場所も結構あるからちょうど良かった。

昨夜は、妻が隙間風で頭が寒いからと、ベッド上で逆向きに寝たのだが、私が夜中に2回もトイレに起きたのでその度に起こされたと言っては機嫌が悪い。

それでも、観光に掛ける意気込みは減らないようで、早朝から準備に動き出したのだが、部屋が狭いからガタガタとうるさくて、今度は私も寝ていられない。

9時前にはホテルを出て、新大阪駅でコインロッカーに荷物を入れて、喫茶店でモーニングサービスを食べてから、JR線で大阪城に向かう。

何だか城ばかり見ているようだ。神社や寺や城の見学ばかりだから、まるで年寄りの旅みたいだが、逆にこのコースは、坂道、階段などが多いから老人には辛い旅かもしれない。昔は年取ってから旅行でも・・・などと言っていたが、体力があって健康でなければ旅は出来ない。

JRの大阪城公園駅を降りたが、大阪城は広過ぎるのと、看板の表示がとても分かり難い。

妻が、松江の堀川めぐりがよっぽど気に入ったのか、ここでも御座船に乗って堀を巡りたいと云う。御座船は閉じている内堀だから一周出来ないので行き来するが、時間も短くて20分間である。

松江城は石垣がごく一部にしかなく高さもあまり高くなかったが、さすがに大阪城の石垣のスケールは凄い。船に乗って、水面の高さから見上げるのは実に圧巻であった。乗って良かった。

下船後に天守閣に向かう。エレベータの前は長蛇の列であるから、横の階段の方の通路に入ってスイスイと移動するが、階段で7階の天守まで行くのは、ここ連日の足を酷使している身には結構辛い。息もハァハァ、汗は噴き出るし、膝は笑うしであった。

松江城とは異なり展示物の量が多い。キャプションをしっかりと読みながら見ると結構な時間が掛る。

天守を一周して大阪の街を見下ろしてから、一気に一番下まで階段で下りる。船が気に入った妻が、大阪市内の川を巡る水上バスツアーに乗りたいと云う。大阪城のチケット販売所で、切符を扱っていたので尋ねたら、予約で既に満杯だと云うので諦めた。

早目の昼食を食べようと、天守から見えた城のすぐ横の洒落た3階建てのビルの屋上のレストランに向かったが11時半だと云うのに既に予約で一杯で入れない。1階のコナモン屋でたこ焼きとフライドポテトとフライドチキンを食べて済ませたのであった。来た時とは反対側のNHK側の出口から城の外に出た。

妻が「次は、なんばグランド花月でよしもと新喜劇を見たい」と云う。なんばグランド花月に行ってみたら、まだ14:30からの当日券があると云う。2階席ではあるが、アベック割引きで2000円も安くなったのであった。

開演までの時間つぶしにグランド花月前にあった似顔絵屋で二人の似顔絵を描いてもらった。妻は「あなたの顔はそっくりだが、私のは似ていない」と云う。まぁこんなもんじゃないのかい。実物以上には描けないからね。

演芸は、最初あまり期待していなかったのだが、これがとても面白かった。漫才も普段のテレビとは違って長いから、前振りから始まるし、イジリも多くて、どの出演者も笑わせてくれた。久し振りに声を出して笑ったのであった。2部の新喜劇も、アドリブの応酬で出演者が笑いだすほどである。この手の演劇は見たことがないから新鮮であったし、尚且つとっても面白くて大満足である。

ついこの前まで、NHKの朝ドラでやっていた「わろてんか」は、吉本興業がモデルである。ズ〜ッと見ていたから、尚のこと楽しめたのであった。

終演後に新大阪に戻り、新幹線で品川に向かう、19日の帯広に戻る飛行機も7:35発と出発時間が早朝だから、14日に泊ったのと同じエクセル東急羽田にした。

21時過ぎに到着したが、フロントの人が私たちを覚えていてくれて、再度、部屋をアップグレードしてくれたのである。

旅の最後に、豪華なスィートルームに泊まれたのであった。なんと大阪で泊ったホテルの部屋の広さの5倍の広さである。終わり良ければ全て良しだ。とても気分良く旅を終える事が出来たのであった。