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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-07-13-Friday 平原まつり

私は腹を立てている。

今日「平原まつり(8月のお盆の14〜16日に開催される帯広三大祭りのひとつ)」のポスターを貼って欲しいと会社に商店会の事務局員が持って来た。

今年のポスターにも「大道芸」が全く扱われていないのだ。

私が「大道芸」を初めて帯広の平原まつりに導入したのが、2002年であるから、もう16年も前のことである。この16年間のポスターには、ただの一度も「大道芸」は登場していない。何年かに一度しか呼ばない徳島の阿波踊りでさえ載っているのに・・・。

毎年、一流の芸人を招聘して市民の方々には喜んでもらっていると自負しているのだが・・・。

どうやら主催者側には「大道芸」を軽くみている人が多いのであろう。

この16年間はいつも、大道芸を演じる場所でも、主催者側とは揉めてきた。『「大道芸」は空いてる場所でやれ!』と云うことである。

大道芸は客とのコミュニケーションを取りながら演じるケースが多い。またパントマイム系の演技では、効果音とのシンクロをさせる演技もあるから、大音量の音楽系の演目のすぐ隣では演じることが難しいのである。

これまでに何度も、何度も、要請を繰り返してきたのだが、なかなか改善される気配がない。

私は、現在の「平原まつり」は「大道芸」を観に来る観客が相当多いのではないかと感じているが、どうやらまつりを運営する上層部はそう感じていないようだ。

「大道芸」が観客を集めているのだとしたら、その観客を満足させることが平原まつりを盛り上げることにも繋がると思うのである。

これまでの劣悪な環境でのパフォーマンスに耐えて一所懸命に演じてくれている芸人に、もっと良い環境で演じてもらえれば、パフォーマーも観客にも両方に良い場になるのに・・・。16年間もズ〜ッと同じことを言い続けてきたが、全く改善されないことにもう疲れた。

私はこの16年間、お盆の13〜17日は大道芸の為に、帯広に張り付いてバックアップをしてきたのだが、去年は癌の治療の為に最終日だけ札幌の北大病院に行って欠席をした。欠席したのは、これが初めてであった。

以前のブログにも書いたが、60歳になり、癌にもなったことだし、今後は色々な役職を辞していくつもりでいる。

一昨年にオープンさせた日本唯一の「マジック・ミュージアム」はまだまだ未完成の状態である。私は元々長生きしたいとは思っていないが、この「マジック・ミュージアム」を未完成のままにして死ぬのは嫌なのだ。

が、病気にはストレスが一番ヨロシクナイと云うし、腹を立てるのが一番のストレスになるとも云うから、腹の立つ役職はすぐにでも辞めることにしている。