十勝での公演を終えて東京に戻る前に、再びマジック・ミュージアムを訪問してくれた。to R mannsion(トゥ— アール マンション)と云う名称は色々な人が集う「とあるマンション」と云う事だと云う。
土曜日の午前中に芽室町での公演を拝見しに行ったのだが、彼らの演技の中に「首の無い男」が出てくる演目がある。5年前の「北の大地de大道芸フェスティバル」で見た時にマジックの要素を持った演技だなぁ〜面白いなぁ〜と思って見ていたのを思い出した。
マジック・ミュージアムには、かなり同じ道具が重複して寄贈されている。その中に「ヘッドレス・クイーン」や「ヘッドオフ・レディ」「首の落ちるマジック」などがある。
いずれも「首」「頭」がキーワードのマジックで、頭に剣を刺したり、頭が消えたり、移動したり、現れたり、首がストンと下に落ちたりするマジックである。
彼らの演目にこれらのマジックを組み込んだら、よりシュールさや不気味さが増すのではないかと思い付いたので、メールをしてみたら、すぐに電話で返事が来て、是非とも教えて欲しいと云う。
空港に行く前に寄ると云うので、倉庫から道具を引っ張り出して、プロマジシャンが演じているDVDも探し出しておいた。
あまり時間が無いと云うので、実際に道具を使って、一通りのやり方を教え、バリエーションも教え、DVDプレイヤーでプロマジシャンの演技も見せた。彼らもプロのパフォーマーであるから、だいたいのことはすぐに理解できる。何か分からないことがあったら電話なりメールなりで教えて上げるから、パントマイムとマジックを組み合わせた演目が完成したらDVDに撮影して送ってと依頼した。
彼らの演技の幅が広がり、大道芸もマジックも双方にプラスなってくれたら嬉しいなぁと思う。