①「新潮45」の休刊
②貴乃花親方の引退である。
①については、「言論の自由」と言う問題につながるであろう。LGBTに関しての杉田水脈議員の「生産性がない」云々の言に対して擁護する言論を掲載したことに抗議の声が殺到したので休刊にしたと云うのである。
「言論の自由」とは一体何であろうか?
私は、反論する「覚悟」を持って討論に参加することが必要最低限のことではないかと思うのである。無責任に言い放しすることは許されない。
新潮45に対する抗議も、無責任にギャーギャーと喚くのはいただけない。言論には言論で戦うのが筋でなければ、この様な非難の仕方は文化を殺す行為であると感じる。
日本語に堪能なキャンベルさんが、自身の同性愛を公表して評論していたが、自分の言動に覚悟と責任を持っての勇気ある行動であると評価する。
休刊を決めた新潮社は、この覚悟も責任も持たずに、安易に擁護論を掲載したことに問題があるのであって、本質を外れた抗議活動には疑問を感じる。
②の貴乃花の年寄引退の会見には驚いた。
貴乃花はかたくなで、ストイック過ぎるのではなかろうか?大相撲に対する愛情には敬服するが、改革をするには仲間が必要だ。たった一人では無理である。このやり方なら自身が独裁者にでもならなければ改革は為せないであろうから、自己矛盾に陥ってしまう可能性もある。性急過ぎて仲間がついてこれなかったのであろうなぁ〜。
結局、弟子の暴行事件をキッカケに問題を提起したのだが、別の弟子が暴力事件を起こしてしまって、それもオジャン!
弟子も貴乃花の心中を十分に理解できなかったのであろう。でも、協会側のやり方もかなりエゲツないけどね・・・。
25日の18:30から、帯広市民文化小ホールで、帯広青年会議所主催のサッカーJリーグを創設した川渕三郎氏の講演会があったので聴きに行った。
大変に興味深い内容で、実際の経験談がとても面白かったが、観客数が少なくて残念であった。もっと多くの人に聞かせたい話であるのに・・・。
550名収容の会場に150名ほどの観衆であったろうかと思う。もっと事前のPRを積極的にやったら良かったのに、この聴衆数では講師に対しても失礼である。