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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-10-26-Friday ラボラトリーで知り合った

今回の旅行で最も嬉しく感じたのは

1996〜2006年までの10年間、「地域で活動することで地球環境問題に貢献する」ことを目標にして活動して来た「十勝環境ラボラトリー(TKL)」で知り合った人達との変わらぬ友情である。

奈良では、偶然にも街中で出会った寮美千子さん。

TKLで9つ同時展開していたプロジェクトの一つ「アイヌの口承民話を絵本にして出版する」と云う童話プロジェクトで、アイヌの方々へのインタヴューから、文章化まで、ほとんどの作業をやっていただいた作家の方である。

お陰さまで「おおかみのこがはしってきて」と「イオマンテ」と云う2冊の絵本を出版することが出来た。

また、大阪では、「中心市街活性化」を目指した「都市構想プロジェクト」などで数多くのアドバイスをいただいた大学教授の橋爪紳也さんである。

お二人とも、TKLが終了してからは既に12年も経つのだが、いまだに家族同士でのお付き合いを継続させてもらっている間柄だ。

1996〜2006年を私の年齢で云えば、38〜48歳である。まさに油が乗っていた年齢で、9つのプロジェクトを同時進行させるだけの気力も体力も充分に漲っていた。

あれから12年!今年、還暦を迎えて気力も体力もすっかり落ちてしまったが、当時の体験は、今の生活にも大きな好影響を与えてくれている。

今回の旅行で、楽しい時間を過ごせたのも、TKLで一生懸命に活動していた褒美であろう。

何かに必死に打ち込むと云うことに無駄なことなどないと感じた旅でもあった。