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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-10-29-Monday 島田晴夫さん

世界一のマジシャン島田晴夫さんが

29日にマジック・ミュージアムを訪問して下さった。

前日の28日にロサンゼルスから成田空港 → 新千歳空港 → 札幌に、札幌でのマジック関係者との懇親会に出席され、翌日の昼に帯広に来て下さったのだ。島田さんと旧知の間柄であるNHK札幌放送局の古谷アナウンサーが同伴してお連れしてくれた。

帯広駅にお迎えにあがったら、改札口で「やぁ〜、坂本さん、お久し振り、14年振りになりますかねぇ〜」とハグをして下さったのである。感激〜!

まずは、宿泊先のホテルにご案内して、チェックインをしてもらい。喫茶で一服した後にマジック・ミュージアムへご案内をした。

到着したら・・・、何と!!!!!!!!!

島田さんが「私は、マジシャンに限らず人間には、タイミングと云うものが重要だと思っています。どんなに実力がある人でも、タイミングが合わなければ認められません。今回、坂本さんと14年振りにお会いして、こうしてマジック・ミュージアムを拝見して、正に、今、このタイミングだと確信しました。」

「私は、後、数年でステージから退くであろうことを自覚しています。その時期が来たならば、私の使っていた道具、ドラゴン・イリュージョンや傘、燕尾服などの衣装、他のマジシャン達と一緒に写した写真、楽譜に至るまで全てを、このマジック・ミュージアムに寄贈します。鳩は生き物だから無理ですが・・・(笑)」

「妻のキーリーは、私の助手をしてくれているけれど、マジシャンではないから、私の道具は手に余る邪魔物になるでしょう。道具などは部屋一つ分、特にドラゴン・イリュージョンは一式350㎏もあるから・・・」

「世界で、私の道具を欲しいと云う人は居るでしょうけど、日本で展示してもらいたい。坂本さんのこのミュージアムに島田晴夫コーナーを作ってもらって展示してくれませんか?」とおっしゃるのだ。

信じられない! 嬉しくて、嬉しくて! 感激して全身に鳥肌が立った。

「本当ですか!光栄です!マジック・ミュージアムを拡張して島田晴夫コーナーを作ります。世界中から見学に来てもらえるような展示方法を考えます。」と答えた。

島田さんは「このことを、今日、取材に来る新聞社に発表してしまいましょう。」とおっしゃる。「坂本さんが、もう後戻りできない様に公表してしまいましょう」とおっしゃってくださったのである。エッ〜ツ、本当に良いのかなぁ〜。私に異存があるはずがない!

17:00から、北海道新聞社と十勝毎日新聞社の2社の記者が取材に訪れた際に、島田さんから「この場所に、縁を感じました。グッドタイミングです。数年後に私の道具の全てをこのミュージアムに寄贈します。」とハッキリ宣言されたのである。

それを聞いていた妻も、覚悟を決めた様で「こうなったら、世界一のミュージアムにして、マジックの文化を帯広から世界に発信するようにしたら。」と言う。妻も島田さんの人柄に触れて島田晴夫ファンになってくれたようだ。

来年は、一緒にロサンゼルスの島田邸を訪問するつもりである。何と嬉しい一日であることか!興奮しまくりの一日であった。嬉しい〜!