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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-01-17-Thursday わらしべ長者

17日の深夜に放送された静岡朝日テレビの

「ピエール瀧のしょんないTV」という番組の「わらしべ長者in帯広編」に出演したのだが・・・。

このテレビ局は、静岡のローカル放送局ということで、北海道では放送されていないので私は見られないのだ。

何故に、放送されない北海道の十勝に取材に来たのかと云うと、明治時代に帯広を開拓した最初の人と云うのが、静岡県松崎町出身の依田勉三さんと云う方で、この方にちなんで帯広を訪れたのだそうである。

誰か、ビデオを撮った人が居たらダビングして送って欲しいなぁ〜。

そんな「わらしべ長者」みたいな事が、今日、現実に起こったのである。

16日、会社に「アメリカ在住の秋間美江子さんと云う方をご存知ですか?」と静岡県のSさんと云う方から電話が入ったのである。

秋間さんとは1995年からの家族同士のお付き合いで、帯広の我が家にも何度も来てくれたし、私の家族もアメリカの秋間さん宅に宿泊したこともある間柄だ。

秋間さんは1927年生まれの91歳、一番最後に会ったのは、2016年12月11日の猛吹雪の中、札幌の北大キャンパスでの行事に参加されると云うので、列車もストップする中を何とか駆け付けてお会いしたきりで、その後は手紙のやり取りだけであったのだが・・・。

去年の暮に妻がクリスマス&ハッピーニューイヤーカードを郵送していた。その返礼であったのだろう。

静岡県のSさん宅に、どうやら私宛ての荷物が届いたのらしい。Sさんは中に入っていた手紙に書いてあった私の名前をネットで検索して、私を探り当てたのだと云う。チョコレートなどが入った小包で、すぐに私宛に転送して下さると云う。

翌17日になって、私の自宅宛てに秋間さんからの荷物が届いた。

アレッ、オカシイなぁ〜?

静岡県のSさんからの荷物が翌日に届く訳がないし・・・。

中を開けてみたら、秋間さんの書いた手紙が入っているが、誰宛てに書いた手紙なのか判断に苦しむ内容である。私達夫婦に宛てた手紙のようでもあるし、誰か別のご夫婦に宛てた手紙のようでもあるのだ。

中身はクッキーやチョコレートなどである。荷物の横の方には発送する為に書いたのか住所と名前が書いたメモが入っていた。

そのメモには、埼玉県の住所とK.Mさんと云う女性の名前だけがアルファベットで書かれていたのである。

ネットで住所を検索してみたら、Y.Mさんと云う男性名で、同じ苗字の発音であるMという苗字の電話番号が判明した。

試しに、静岡県のSさんみたいに「秋間美江子さんをご存知でしょうか?」と電話で尋ねてみてくれよと妻に頼んだのであった。すると・・・。

秋間さんとは親しい方であることが判明した。見事にヒットしたのである。

すぐに埼玉県に転送しますと云うことになったのであった。

まだ、まだ静岡県のSさんからの荷物が届いていないので、中身を確認していないが・・・。

アレッ、そうすると、私と埼玉県のMさんには荷物が届いたことになるが、静岡県のSさんにはどうなるのだろうか?

おそらく、発送を依頼した娘婿さんはアメリカ人だから、日本語が読めない。たぶん手紙と宛先とを一致させられなかったのであろうなぁ〜。

不思議なご縁で静岡と埼玉の人とつながったのであった。秋間さんからの手紙が届くのが楽しみである。