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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-02-09-Saturday 最強寒波2

今朝の帯広の気温は−24.5℃!

十勝の北東に位置する日本一寒い町と自称する陸別町は−31.8℃であった。

−18℃以下になると、空気中の水分が凍るダイヤモンドダスト現象が起こる分岐点がこの気温なのである。

今日の帯広は風も弱くて快晴であったから、昼間の最高気温は−7.2℃であったのだが、肌感覚は相対的なものなので、太陽が当たると、とても温かく感じたのであった。

こんな寒い日に思うことは、昨年9月6日のブラックアウトの事である。

この時期の北海道で、もしも停電になどになったら、凍死する人間が大勢出るのであろうなぁ。

去年のブラックアウトはまだ温かい9月初旬であったから、ストーブのことはあまり真剣には考えなかったのだが・・・。

現代の北海道では、昔みたいに石炭や薪をくべるストーブのある家は少ない。ほとんどの家が電気で点火するタイプのストーブであり、ボイラーなのである。

去年のブラックアウトの後で、我が家も発電機を購入したのだが、これはあくまでも緊急時のものであって、せいぜいが半日程度しか持たないのである。

冷凍庫の温度が−18℃であるのだから、−30℃以下と云うのがいかに寒いのか!

陸別町からの中継をどこのテレビ局のニュースも流していたが・・・。

−30℃の寒さを一日だけのイベントとして遊ぶのは、ここに暮らしていない旅人の遊びとしては面白い体験なのであろうが、そこに暮らさなければならない住人にとっては命懸けの恐怖なのである。

いざと云う時の為に、原始的な薪ストーブを用意しておく必要があるかもしれないなぁ〜。でも、今年はもう対応が難しいから、今年の温かい季節の内に準備することにしよう。でも、こう云うのって、暖かくなるとコロッと忘れてしまうもんなんだよなぁ〜。