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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-07-23-Tuesday 吉本騒動②

昨日、吉本興業所属の芸人、

雨上がり決死隊の宮迫とロンドンブーツ1号2号の亮とが謹慎処分を受けたことで記者会見を行ったが・・・。

今日は、岡本社長が会見を行った。4時間半にも及んだというが・・・。

この社長は、頭悪いなぁ〜。

こんな稚拙な会見をしたら、宮迫の思う壺じゃないか!

これでは、反社会勢力との交際云々とか、闇営業云々とか言う以前に、吉本興業の会社としての問題の方が浮き彫りになってしまうではないか。

おそらく芸人の地位の向上なんてな話に、問題がすり替わっていってしまうのだろうなぁ〜。

弁護士が「芸能人は個人事業主だ。アメリカの芸能界では、芸人がエージェントを選ぶのに・・・」なんて言っていたが、それこそ誤りだ。

確かに、一流の芸能人はエージェントを選ぶ立場にいるが、多くの芸能人はオーデションを受けて合格しなければ仕事にありつけないのである。

アメリカの芸能界こそ、給料制なんて程遠い。日本よりもよっぽど厳しい実力世界である。

オーデションに合格出来なければ、バイトをして食いつないでいるのが実情だ。

芸能界こそ実力本位の社会なのである。

その社会に安定性を求める方がオカシイ!

吉本は、売れた芸人とは、しっかり書面での契約をすれば良いだろう。しかし、そうなると困るのは他ならぬ売れない芸人や、芸人を目指している人達なのだ。

テレビのコメンテーターや人権派弁護士とか称する輩の言う通りにしたならば、売れない芸人のチャンスすら摘み取ってしまうことになるであろう。

現代は、何が受けるか分からない世の中である。またたとえブレイクしたとしてもいつまで人気を保てるのか分からないのも芸能界だ。超売れっ子が明日には売れなくなる「一発屋芸人」といわれる存在がいかに多いことか。

吉本も6000人の芸人の中には将来の「金の卵」が隠れていると思うからこそ抱えているのであろうが、それを世間が許さなければ、会社としての体を取り繕う必要が出てくるのであろう。

そうなったら、一体何人の芸人が正社員になれるのだろうか?

今年売れた芸人が、来年も売れるとは限らない。売れた芸人を正社員したとたんに売れなくなったら会社のお荷物になる。芸能界は水モノである。

その吉本の機構改革をやらなければならないのだとしたら・・・、この岡本社長では無理だろうなぁ〜。