何だか、このところ太陽の姿を見掛けていないなぁ〜。
坂本ビルの塔屋の屋上防水工事が25日に終了し、26・27日で足場を取り外すのであるが・・・。
足場を外す前に、足場が無ければ行くことが出来ない屋上に上って、帯広の写真を撮影したいと考えていた。
私は高所恐怖症気味でもあるので、なるべく屋上には登りたくないのだが・・・。
父が健在の昭和58年頃にも、同様の防水工事をやったことがあって、父は塔屋の屋上には昭和42年の竣工以来一度も登ったことがないから、登りたいと言い出した。
一人で上がらせる訳にはいかないので、私が同伴して一緒に足場を登り、屋上で父の写真を撮ったことを覚えている。
今考えると、父は昭和2年の生まれであるのだから、当時の年齢は56歳くらいで現在の私よりも若いのであったが・・・。
どうせ写真を撮るなら曇り空よりも太陽が出ている方が写りが良いから天気予報を見ながら撮影の機会を窺っていたのだが、一向に太陽が顔を出さない。26日には足場を外し始めてしまうから、仕方なく25日の午後からの僅かな晴れ間に足場を上って撮影をしてきたのであった。
高所恐怖症気味だから、端に行くと恐ろしい。その恐怖心と蒸し暑さで汗が噴き出してきたのであった。
「夏空」はさっぱり顔を表さないが、NHKの朝の連続テレビ小説の「なつぞら」の方は快調である。
今朝のエピソードは、帯広の菓子屋「雪月」の息子の雪次郎が、俳優になることを断念して実家の帯広に戻った場面が放送された。
この場面を見ていて、私自身のエピソードと重なる感じがしてジ〜ンときたのである。
私もプロマジシャンになりたい夢を諦めて、帯広の父の会社に入って現在に至っている。俳優とマジシャンとの違いはあれども、同じ芸能の道を断念して実業の道に入ったのであった。
以来、私の人生訓は「人間万事塞翁が馬」である。どうちらが良かったのかは時間を経なければ分からない。これからのドラマの展開が楽しみである。