酒好きの男たちが集まって行う「飲んべ親父の会」のコンペであるが・・・。
この間は一回も練習をしていないし、運動も朝夕の犬の散歩くらいしかしていない。
こりゃ〜どのみち良いスコアで上がれるはずがないと思っていた。
会場は、帯広国際カントリークラブの東・中コース。案の定、低目安定のスコアで47・45の92打であった。
私のオフィシャルハンディキャップは11.0であるから、グロス92打ならネットスコアが81打になり、9オーバーで全然お話にもならないスコアなのだが・・・。
この日のコンペは「シングルぺリア方式(18ホール中、6ホールの隠しホールのスコアでハンディキャップを算定する方式」であった。
最近は、より公平な「ダブルペリア方式(18ホール中12ホールの隠しホールのスコアでハンディキャップを算定する方式)」でハンディを決めるコンペが多いのだが、シングルぺリアにすると、下手な人でも「運」で上位になれる可能性が高くなる。
酒飲みの会であるから、よりギャンブル性が高い方式を好むのかもしれない。
コンペが終了した後は、一旦それぞれがバラバラに自宅に戻る。表彰式を兼ねて市内の仲間がやっている居酒屋に18時に集合して、酒を飲みながらワイワイと楽しむのである。
表彰式まで、順位は幹事しか知らないのだ。
私の成績は、何と準優勝であった。
ダブルボギー(パーよりも2打多く叩いたスコアで通称ダボ)を叩いたホールばかりが隠しホールに該当し、ハンディキャップが何と21にもなったのである。
これだから、ゴルフは面白い。
賞金で飲み代が賄えたので、タダ酒を飲んだ気分であった。