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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-10-20-Sunday スポーツ観戦日

いやぁ〜、今日のスポーツはどれも凄かったなぁ〜!

実に様々な人間模様を見せてくれた一日であった。

まずは、男子ゴルフの日本オープンゴルフ。テレビを点けた時は、トップに立っていた塩見好輝が15番のティーショットを打ち終わった時であった。

13番でバーディを取り−4、2位に5打差をつけた直後の14番でダブルボギーを叩いたという。それでもまだ2位との差がかなりあるから、ここで落ち着いてプレーすれば・・・。

ところが、15番、17番、でトリプルボギー、18番でボギーを叩いたのである。レベルが異なる私でも、こんなスコアは滅多に叩かない。それほどの急激な崩れ方である。これまでに優勝経験が無いからなのだろうか・・・、ゴルフに「れば」「たら」は禁物であるが・・・

13番で−4、残り5ホールで全ホールボギーでも+1でプレーオフ。5ホール中の1ホールをパーであがっていたら優勝だった。プロならボギーで上がるのは簡単なことだ。それなのに・・・。冷静さを欠いて自分を見失ってしまったのだろう。残り5ホールで何と9打も落としてしまって10位タイにまで順位が下がってしまったのだった。

もう一人、最終組の一組前でプレーする日本人選手の堀川未来夢は、16番を終わった時点で±0、17番グリーンに上がる前にスコアボードに目をやって自分が首位に立ったことを知った途端に・・・。

彼も、パー、パーで上がれば優勝であったが・・・。何と17番、18番と連続ボギーで+2。結局、首位から5打差でスタートした韓国のC・キム選手が18番でバーディフィニッシュで+1になり、逆転優勝したのであった。結局、上位が勝手に崩れて漁夫の利の優勝であったが・・・。

ゴルフほど精神力がものを言うスポーツはないであろう。人間の心理状態が良く見えて、とても面白かった。

女子ゴルフの富士通レディースでは、アマチュア選手の古江彩佳(19)が優勝したのはテレビを見てはいなかったがニュースで知って面白いと感じた。

凄く興奮したのは、やはりラグビーである。ベスト4進出を掛けて南アフリカと対戦する。ラグビーのルールも理解していないから、俄かファンでもないのだが、最初から最後までテレビの前を離れられなかったのである。前半戦は善戦していた。これはヒョットすると・・・と思っていたが、後半戦は一方的にやられてしまった。ラインアウトの球をことごとく取られたのが痛かったね〜。

あの激しいブツカリ合いを見ていると、テレビを見ながら、思わず「痛い!」と口走ってしまう。南アフリカも日本チームを徹底的に研究したのであろうなぁ〜。優勝経験のある国としてのプライドを掛けた凄い試合で見応えがあった。日本チームは負けはしたが、ベスト8進出は素晴らしいことである。期間中は十分に楽しませてもらった。

ラグビー観戦の後、風呂に入り、風呂から出た後にテレビを点けたら、野球の日本シリーズ、巨人VSソフトバンクの第2戦の九回表、6−2で2アウト2塁で巨人の攻撃は阿部がバッターボックスに立っていたところであった。解説者が、本来なら1アウトで6−3だったのに・・・とか言っている。どうやら巨人の攻撃にミスがあったようだ。

ソフトバンクの抑えの切り札の森が阿部に打たれて6−3、次も打たれて1塁3塁、ホームランなら同点と云う場面になったが・・・、打ち取られて終了。ソフトバンクが2連勝したのであった。

最近は、まったく野球に興味がない。

特に、CS(クライマックスシリーズ)なんて訳の分からない制度を導入してから、一気に観戦する気が失せてしまった。今回の日本シリーズだってパリーグのペナントレースで優勝したのは西武であったのに、CSで逆転されてソフトバンクが出てきた。CSのことを、最後まで消化試合にならない良い制度だと言う人が居るが・・・、私はそうは思わない。むしろ、後半戦に、CSを見据えた選手起用などをしてペナントレース自体をつまらなくしてしまう危険性だってあるだろう。

短期決戦で決めるなら、長期間に渡って戦う意味なんてなくなる。

ラグビーは、一瞬で攻守が入れ替わるスピード感と、肉弾相打つ激しさがあって、見ていて興奮するが、それを見てしまうと、野球がかったるくて何だかチンタラしている様にしか見えないのである。

今回のラグビーと同時期に日本シリーズが開催されたというのも、何かの因縁なのだろうか?

今日のスポーツ観戦は色んな意味で面白かった。