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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-11-01-Friday 閉店

坂本商事㈱の介護部門の店である

「シニア ケアー ショップ パーム」をこの10月末日を持って閉店した。

2006年に、妻から介護ショップを開きたいとの相談を受けて始めた店であるが・・・。

昨年末辺りから、妻に更年期障害の症状が出てきて、それが自律神経失調症になり、めまいや耳鳴り、愁訴感にず〜っと悩まされてきた。

色々な病院に行き、色々な治療法も試してはいるのだが、現在も、愁訴感が収まらず、耳鳴りも治らずにいる。特に耳鳴りが怖くて飛行機にも乗れないと言うので、もうすぐ一歳の誕生日を迎える孫の顔を見に東北に嫁いだ長女のところに気晴らしにも行けない状態なのである。

介護ショップは、もともと最低限の人員で運営していたので、大黒柱の妻が常駐出来ないのでは、運営にも支障をきたしてしまう。

お客様にご迷惑をお掛けする前に、店を畳もうと云うことになったのだが、従業員の転職先やお客様の引継ぎなどもあって、この10月末日に閉店することになったのである。

13年間の短い間ではあったが、家庭の専業主婦であった妻が、曲がりなりにも会社を運営し、商店街の役員や商工会議所婦人会などの組織にも入って社会的な活動をすることになって、専業主婦時代には体験できなかったことを多数経験することができ、社会性を身に付けることにもなった。

専業主婦時代には、私の「北の屋台」などの「まちづくり」の社会的な活動に対する理解も難しかったのであろうが、妻自らも活動することで、私との会話の幅も深さも、大幅に増えたのであった。

同級生結婚の同い年の夫婦であるから、共に2年前に還暦を迎えたのだが、その還暦を迎えた途端に、お互いに病気になり、お互いに長期の入院も経験したことで人生観に変化もあった。

共に、今後の人生についてじっくりと考えたいと思うようにもなったのである。

今回の閉店を、無駄にすることなく、良い方向になるようにしていきたいと考えている。