16日の新聞朝刊テレビ欄で「高校生マジシャン」云々と出ていたので、録画予約をしておいたが、リアルタイムでも視聴した。
札幌の天才高校生マジシャンのM・H君が地上波放送の番組に初出演した。
以前にBS放送では見て知っていたのだが・・・。
M・H君は独学でマジックを覚えたと云う。
私がマジックを覚えた小学6年生の時の様に本から入って、まず知識を吸収しようと云うアプローチの仕方とは、真逆の方法でまず自分で考えてみると云う事が幸いしたのであろうなぁ〜。
オリジナルな発想で、既存のマジックとは異なる現象を見せるマジックを自ら考えて、製作もしているというから素晴らしい。実にユニークな発想でマジック界のニューエイジの誕生である。
こう云う若いマジシャンが輩出するのは嬉しいことである。北海道からと云うのも嬉しさが倍増する。
マジックのタネは素晴らしかったが、演技の方は、まだまだ稚拙であった。16歳だと云うから、人前で演技を見せる経験が不足しているのであろう。
もっと堂々と、ユッタリと、強調すべきところと、軽く流すところのメリハリ、強弱の付け方などの見せ方がまだまだであった。またその若さが今の魅力にもなっているのだろうが・・・。
この発想を大切にして、もっと人前で演技を繰り返して、世界の頂点を目指してもらいたい。
この番組で、次に出たのが、サラリーマンが栃木県の骨董品屋で見つけて、小遣いで買った仏像が、何と「伝・運慶作」の仏像で、クリスティのオークションで14億円もの価格が付いたと云う話に驚いた。
こんなことってあるんだなぁ〜。
栃木の骨董屋さんは、さぞや悔しい思いをしたことだろうが、目利きじゃなかったんだから骨董品屋にはむいてなかったのかもね・・・。
こちらの話題の方がマジックよりも驚いてしまった。
マジック・ミュージアムの展示品の中にも、こんなお宝が眠っていないかなぁ〜。