8月26日で10年間の期限が切れたのだ。コロナ禍でしばらくは海外旅行など出来ない状況ではあるのだが、いつ何時急に必要になるかは分からない。こういう場合もすぐには取得出来ないであろうから、有効期限を切らさない様に申請しておくことにした。
何処で申請出来るのかをネットで探したら、現在は帯広市役所の市民課の窓口で出来るとなっていたので18日に申請しに行って来た。
9月1日が受け取り日となっていたので、今朝、受け取りに行って来たのである。
私が一番最初に、パスポートを取得したのは1976(昭和51)年、18歳の時であった。高校3年生の時にライオンズクラブの交換留学生の試験を受けて合格し、大学1年生の夏休み中に33日間、ニュージーランドのライオンズクラブ会員の3か所の住宅に10日間ずつホームステイしたのである(コロナ禍のステイホームではない・・・)。
パスポートは有楽町の駅前にある交通会館に出向いて申請、取得したのであった。
以来、ず〜っと期限を欠かさずにパスポートは取得し続けている。
大学生活と言うと、駒澤大学のキャンパス内に「パオ」という喫茶店があった。
パオはキャンパスのほぼ中央部にあった八角形の建物で、食事のメニューにはスパゲッティのミートスパ・ホワイトスパ・カレースパや各種サンドウィッチがあった。
1971年の開業以来44年間も営業を続けたので、パオのミートスパは「駒大生のソウルフード」とも呼ばれていたらしい。
過去形で書いたのは、パオは2014年2月16日に新校舎「種月館」建設の為に閉店をしたからだ。
種月館は体育館・パオ・サークル出店のエリアを壊して建設され2018年に完成した。
先月、駒澤大学同窓会本部から、資料と共にこのパオの「復刻!パオのスパゲッティ・ミートソース」のレトルトが1個送られて来たのである。
昨年のホームカミングデイで来場者に配布した景品用に作ったと書いてある。懐かしくなってLINEで映像を駒大同窓生に送ったら「懐かしい〜、私も食べたいなぁ〜!」と言う声があがったのである。
注文しようかと思ったら、箱には「非売品」と書いてある。せめて皆には動画でパスタを作っている場面でもみせようと調理場面を撮影して送ったら・・・。
「是非とも食べたい〜!」と言う声が多数届いたのである。
よくよく思い出してみたら、当時の私はスパゲティが嫌いであった。小学生の時の給食で、冷たいナポリタンを食べ残して怒られてからは、ほとんどスパゲティは食べたことがなかったのであったが・・・(ちなみに現在はパスタ類は大好物である)。
そういえば駒大マジッククラブの同輩のS君は、パオのミートスパが大好きで良く食べていたっけなぁ〜。
そこで「では、同窓会事務局に問い合わせをしてみようか?」となったのだが・・・。
事務局は夏休み中であった。
返事は9月にならないとつかないかなぁと思ったのだが、先週、事務局から何とかしましょうと言う返事をいただいたのであった。
報告したら皆の喜ぶこと、喜ぶこと・・・。
懐かしい青春の味であるから、昔にかえって味わってもらいたい。