ズ〜ッと中止や延期になっていたエンターテインメントのイベント関係であるが、この12日(土)に実に久し振りに開催されたので、家族3人で見に行った。
帯広市の隣町の幕別町百年記念ホールの大ホールで、旧知のマジシャンのスペンサー・トリックスさんが『「ほぼ魔法」を体験するスペンサートリックスの「観客参加型」マジックショー』と銘打って18:00開演で行ったのである。
イベント関係の入場制限は依然として「50%以内」のままであるから観客数は400名以下に抑えられている。
コロナ禍の自粛、自粛でストレスが溜り、イベントを見て発散したい客は多いはずなのだが、やはりコロナウィルス感染を恐れている人の数の方が圧倒的に多いのであろうなぁ〜。
イベントを開催したい施設側としても「指定感染症2類相当」のままでは、感染予防を徹底しても感染を完全に防ぐことは難しいから二の足を踏む状況が続いているのだろう。
万が一感染者が出てでもしまったら、観客全員に通知したり、施設の消毒をしたり等など、とても厄介なことが多過ぎるからだ。
サッサと5類のインフルエンザと同等にして欲しいものである。
幕別百年記念ホールは、昨年の8月に私の紹介でDr.レオンさんなど著名なマジシャン5名を招いて「マジック・サーキット」なるマジックイベントを開催した。好評に気を良くした館長さんやスタッフさんから、マジシャンをもっと紹介して欲しいとの依頼を受け、旧知のスペンサーさんを紹介したのであったが、今回、その甲斐あってマジックショーが実現したのである。
施設側も、当初は開催を危ぶんでいたが、コロナ禍に挑戦する気持ちで、感染対策を厳重に行いながらイベントを開催していく方針にしたのだと言う。
会場を半分しか埋められないのであるから赤字は必至であろうに、何もやらずに町民に寂しい思いを続けさせたくないとの思いから、出来ることからやっていくと言う。素晴らしい!
本番前日の11日(金)に館長さんから、夕食をご一緒に!とのお誘いを受けたので、幕別町の焼肉屋さんに出掛けて、百年記念ホール関係者らとスペンサーさんと一緒に楽しい夕食を食べたのであった。
マジックショーは、大ホールでスペンサーさん一人で2時間演じると言う。いったいどうやって演じるのか興味深々であった。
本番では、会場から舞台に観客を上げながら、次々とマジックを演じていく。
普通のマジックショーとはまた異なる演出でとても面白かった。
今後もコロナ禍に負けずにエンターテインメントのイベントをどんどんと開催してもらいたい。