庭の樹木などが「氷涛まつり」(北海道支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせた氷のオブジェが立ち並ぶ冬の祭典)の様に、ツララだらけになっていた。
今朝の寒さで、庭の散水用の水道管が破裂していたのである。
水道管が破裂した穴から細かい霧状の水が樹木に向かって噴き掛かり、それが凍って氷涛まつりのオブジェの様に見事な造形を作り出したのである。
朝日に当たってキラキラと輝いているが「綺麗だなぁ〜!」なんて悠長なことは言っていられない。寒い中を噴き出る水を浴びながら、何とか元栓を止めて水の噴出を抑えたのであった。
この庭の元栓だけは、まだ閉めていなかったのである。
失敗、失敗。十勝の朝の寒さを甘くみていたなぁ〜。
昨日、北海道では、日本海側の幌加内町で90㎝の大雪が降っている映像や岩見沢市の雪かきをしている映像がニュースで流れていたが、太平洋側の十勝では日高山脈が雪雲を防いでくれるので、まだ積雪はゼロなのである。
十勝はもともと雪が少ない地域で、例年、クリスマス頃にならないと積雪がないから、ホワイトクリスマスになるか、ならないかで、いつもヤキモキするのである。
今週の天気予報もずっ〜と「晴れ」の予報で、私はまだ冬タイヤに交換もしていない。
「晴れ」が多いということは、雲が少ないということである。雲は断熱材と同じ様な効果があるから、冬には「曇り」の方が気温が高くなる。晴れだと「放射冷却現象」というやつで、温かい気温がドンドンと上空に逃げていくから、気温が低くなってしまうのだ。
今朝も快晴であったから、その分気温が下がったのであろうなぁ。
すっかり油断してしまった。