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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-10-01-Friday 雪虫

昨日の朝、庭に雪虫が舞っていた。

今朝の犬の散歩時にも、緑が丘公園の近辺では雪虫が大量に舞っていた。

この雪虫は、散歩をすると服にいっぱいくっ付いてくるのが厄介な虫なのだ。今朝はツルツルした素材のレインコートを着ていたから、家に入る前に身体をパンパンとホロったらきれいに取れたけど、繊維が多い服なんか着ていたら大変なことになるのだ。

「雪虫」とは、例年10月中旬頃〜下旬頃に北海道で発生する見かけは直径3〜4ミリほどのフワフワと粉雪が舞っている様に飛ぶ昆虫。白腺物質を分泌する腺を持つアブラムシの一種で、この白腺物質が綿毛の様に見え、飛ぶ力が弱いからまるで粉雪が風に舞っている様に見えることから北海道では「雪虫」と呼ばれている。

秋の終わりに産卵するために大量発生し、寿命は1週間ほどしかない。ちょうどその時期が、初雪が降る時期とも重なるので、北海道では昔から「雪虫が出るとそろそろ雪が降るぞ」との俗説がある。

我が家でも、祖母は「雪虫が舞うと、1週間〜10日以内に初雪が降る」なんて言っていたけれど・・・。

でも、まだ10月になったばかりだよ。少し早過ぎるんじゃないか?

今朝の新聞によると、今年の十勝ではジャガイモの不足が心配されているとの記事が載っていた。

今年の十勝の気候は、7月末からの連日30℃超えの猛暑と少雨が続いたことから、ジャガイモの生育が悪かったという。

出来たジャガイモも大きさが足りずに小玉が多くて、しかもデンプン量が不足して大きさのわりには軽いイモになっているという。

2016年に十勝を襲った連続台風の時の被害ほどではないらしいが、平年の2割減の収穫量になるようである。

ジャガイモ大好き人間としては、ジャガイモの値段が高くなるのは困りものである。

一方、海の方でも、秋鮭が大量に死んでいたり、ウニの死骸が大量に打ち上げられたりしているという。どうやら「赤潮」が原因らしいが、赤潮の発生も異常気象のせいではないか。

鮭が不漁だと、「筋子」の値段が上がる。イクラがますます高級品になってしまう。10月は「ししゃも」の季節である。近年はししゃもも不漁が続いている。ししゃもは北海道固有の魚であるが、これが獲れなくなったら・・・。

異常気象が、もはや「異常」ではなく「通常」になりつつある。

これから、いったいどんな世界になっていくのであろうか?