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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-10-03-Sunday 007映画

9月末日で緊急事態宣言が解除されたから・・・

早速、映画館に行って007の25作目の映画「No Time To Die」を観て来た。

この映画は、当初は2020年4月に世界公開される予定であったが、コロナ禍によって2020年11月に延期され、更に2021年4月に再延期され、それが更に2021年10月にまで再々延期されたのである。実に約2年振りの公開になったのであった。

大の映画ファンであり、007シリーズのファンでもある私としては、2年も待たされては、なんとしても封切りと同時に映画館で観ておかなければならない映画なのである。

妻はこれまで007映画は映画館では観たことがなくて、テレビでチラリと観ただけだと云うのだが、それを面白いから一緒に観に行こうと説得して夫婦揃って観に行ったのであった。

007役はこれまでに6人が演じているが、私は中でも三代目ボンドを演じたロジャー・ムーアのジェームス・ボンドが一番好きである。飄々としていてユーモアがあり、現実離れしたストーリー展開がいかにも娯楽映画っぽくて面白かった。

次に好きなのは初代のショーン・コネリーである。まだ小学生の時代に、映画好きだった父に連れられて映画館で観た007映画は、とても格好が良かったし、SF映画みたいな新兵器は斬新であったし、それが数年後に現実化する様を見て、科学の新時代を先取りした映画だと感心していたのである。携帯電話しかり、水陸両用自動車であり、水上バイクe.t.c. なかでも、コネリーが一旦ボンド役を降りた後に一作だけ復帰した「ダイヤモンドは永遠に(1971年封切り)」は中学生の時に札幌の劇場に従兄弟に連れられて観に行ったが、冒頭のシーンでロケットパックを背負って空を飛んで脱出する場面は、荒唐無稽で映画的だなぁと思っていた。それが、その後1984年のロサンゼルスオリンピックの開会式で同じロケットパックを背負った「ロケットマン」が登場したので、あぁ、やっぱり007映画は時代の先取りをしていたのかと感じたのであった。

また、ませたガキでもあった私には、ボンドガールの美女たちとボンドとのお色気場面がまた何ともセクシーで良かったのであった。

6代目のダニエル・クレイグのボンドは、それまでの007のイメージとはかけ離れていて、最初はしっくりこなかったが、見慣れてくると、これもまた良いなぁ〜と感じるようになっていったのである。

例によって、まだ観ていない人の為に、種明かしにつながるストーリーは書かないでおくが、私がついこの間(9月12日)このブログにコロナワクチンの陰謀論のことを書いた「コロナ陰謀論?」、その中にも「007の映画じゃあるまいし・・・」なんてなことを書いたけれど・・・。この説の出所は、ひょっとしたらこの映画だったのかもしれないなぁ〜。

特定の人間だけを殺せる細菌兵器というアイデアは、まさにこれであろうなぁ〜。その意味でもコロナ禍にピッタリのタイミングでの公開であろう。

長い上映時間(164分間)であったが、長さを感じさせない展開で妻も面白かったと言っていた。