屋内から一歩外に出ると生温かい空気の壁を感じた。10月に夏日になるとは驚きだ!10月の観測史上最高気温だそうだ。
そのせいなのかどうかは分からないが、上川管内の東川町で瞬間最大風速22.6㍍を記録し、車庫が吹き飛ばされ、電柱8本が倒れて停電したというニュースが入ってきた。竜巻が発生したらしいと云う。
また、道北の方では、10月の観測史上最大の降水量を記録するなど、昨日は北海道中でオカシナ天気であった。赤潮の発生も無関係ではあるまい。
異常気象ではないが、和歌山県では水道管の橋が崩落して断水していると云うニュースもあった。
これは以前から指摘していることだが、設置から40〜50年以上も経過した社会インフラの寿命が来ていることが原因であろう。
水道管だけでなく、下水管、ガス管、電線はもとより、道路や橋やトンネルなどにも寿命がきている設備が多い。修繕するにも新設するにもお金が掛かる。人間の住む場所をむやみに広げ過ぎたからである。
国にも行政にも金が無い状況で、更にこのコロナ禍の大不況が襲ってくる。
そんな中で今日、岸田内閣が発足した。
政治家にはあまり期待は出来ないが、我々庶民は政策に頼るしかないのも現実である。
コロナ禍対策では、これまで過剰な「ゼロ・コロナ政策」を取っていたニュージーランドとオーストラリアが、これを止めて「ウィズ・コロナ政策」に転換すると表明した。
新型コロナウィルスの感染者が出始めた初期の頃ならなば、有効な政策であったかもしれないが、世界中に拡がり、変異種がこれだけ現れたらゼロは無理なのである。封鎖は経済を破壊してしまうから、元々無理筋だったのだ。
日本は早く、指定感染症の2類相当から5類に下げる政策を取って欲しいのだが・・・。
政治家には、なんとかマトモな政策を早くに実行してもらいたいものである。