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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-10-19-Tuesday 大根葉

私の大好物は「大根葉の漬物」である。

このブログには何度も書いているが、最後の晩餐に何が食べたいか?と聞かれたら、迷わずに大根葉の漬け物と答える。「炊き立てのご飯に大根葉の漬け物」はそれほどの大好物なのである。

ところが、「大根葉の漬物」なんて代物はどこにも売っていない。だから食べたければ自分で漬けるしかないのである。

自分で漬けるにしても、スーパーマーケットなどで大根を買おうとすると、葉の部分は最初からほとんど切られてしまっている。10cmほどしか付いていないのである。

秋の漬け物シーズンになると、市場には「漬け物コーナー」が出来て白菜やら大根やらなどの漬け物用の野菜を大量に売っているのだが、そこでも大根は葉をほとんど切って売っている。つまり、大根葉は邪魔物扱いなのである。皆、何故にこんなに美味しいものを捨ててしまうのであろうか?

そんな邪魔物であるから、大根の葉を付けたままで売ろうなどと云う人は居ないようだ。皆サービスのつもりで葉を切ってしまう。

一昨年と去年は、依頼するタイミングが悪くて、ついに大根葉が入手出来ずに漬けられなかったのである。そもそも大根葉を入手するというのが、まずとても難しいのである。

さすがに2年も食べていないと、大好物だけに食べたくて仕方がない。

今年は、早目に知人の農家さんに「大根はいらないのだけど、大根葉だけが大量に欲しい。漬け物にするから・・・」と頼み込んで分けてもらったのである。

「エッ〜ツ、大根がいらなくて、捨てる方の葉っぱが欲しいって?」とビックリされた。どうせ捨てるものだから、タダで良いよと言ってくれるのだが、今日の夕方に、その農家さんが大根葉をコンテナBOX(通称:イモかご)に4杯も持って来てくれた。およそ大根40本分の葉である。切った葉の部分だけじゃ漬け難いから、葉の根元も残してもらうのだが、こう云う切り方をすると本体の大根が商品にならなくなる。農家さんが自分家用の漬け物にする大根をそう云う形に切ってもらうのである。タダじゃ悪いから、お礼に焼酎を1本差し上げた。

これを腰の悪い私がたった一人で漬けるのである。

天気予報では明日は一日雨となっているから、今晩中に水洗いを済ませておかなくてはならない。夕食前と夕食後に作業をやった。

農薬が掛かっているから、丁寧に洗うことから作業が始まる。もう気温が低くなっているから、厚目のゴム手袋をして8回は水で洗浄する。

一日置いて水を切ってから、翌日に塩だけで漬けていくのである。

これまでは、丸い桶に漬けていたのだが、葉は長いし茎が硬いので丸い形の桶だととても漬け難い。

先日、ホームセンターに犬の餌を買いに行った時に、長方形の漬け物BOXと云うのを見つけた。これならそのままの形で漬けられる。

明日はホームセンターに行って、この長方形のBOXを購入してこようっと。

また腰が痛くなりそうだが・・・。